研修プログラム例 |
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1.「よい研修」の条件を考える
<目指す研修のゴールを明確にする>
【ワーク】受講者として、受けたい研修・受けたくない研修の特徴を考える
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ワーク
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2.講師に求められる3つの要素
<習得すべきスキルの全体像を把握する>
・研修企画スキル
・インストラクションスキル
・コミュニケーションスキル
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講義
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3.研修企画スキル
<研修を設計する際の基本的なポイントをおさえる>
(1)研修実施の概要
(対象者、時間・人数、会場、趣旨、ねらい、目標レベル)
(2)研修の構成を考える(内容、流れ、レッスンプラン)
(3)演習の設計
①演習の代表的な手法
・アイスブレイク ・問題発見 ・ケーススタディ ・目標設定 等
②演習を設計する際のポイント
(受講者が抱える「課題」、適切な「手法」 等)
【ワーク】研修の目的と内容(受講者に得て欲しいスキルとそのための手法)
【参考】事前調査(アンケート)
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講義
ワーク
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4.インストラクションスキル
<伝え方、演習の進め方等のコツを習得する>
(1)講義の強度を高める題材集め
【ワーク】研修内で伝えたいテーマに関するエピソードを共有する
(2)演習を円滑に進める
①個人検討・グループ討議 ②ロールプレイング
③チェックシートの活用
(3)演習中に留意すべきポイント
(当事者意識、感情的な対立、多数派への同調)
(4)受講者へのフィードバック
①良い点は「ほめる」
②よくない点は「指摘する」(フォローする、サンドイッチ話法 等)
③的確に分かりやすく指摘するためには
【ワーク】指摘しにくいことの「言い換え」を考える
【参考】ホワイトボードの活用方法
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講義
ワーク
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5.コミュニケーションスキル
<受講者を引きつけ理解を深める技術を学ぶ>
(1)姿勢・態度・表情(立ち方、表情、視線、クセ 等)
(2)声(声量、速さ、言葉のクセにも注意)
(3)ユーモアを織り交ぜる
(緊張をほぐすには「笑い」、時間は長くても5分 等)
(4)分かりやすい説明
(言いたいことを明確に、要素を整理する、聞き取りやすい 等)
(5)傾聴と質問(発言を促す、集中させる、確認する 等)
【ワーク】日常工夫している「発言を促す工夫」を考える
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講義
ワーク
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6.実践ロールプレイング
<実際に模擬研修を実施し、本番につなげる>
グループで一つテーマを決めてシナリオを考え、実際に研修を実施する。
※受講者役、講師役にわかれる。
※講師役が発表後、お互いに「よかった点」「改善した方がよい点」を
フィードバックする。
最後に、研修内容についてグループ討議を行う
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ワーク
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7.研修の効果を持続させる
<研修をより効果的にするための手法を学ぶ>
(1)事後アンケートの配布・回収と集計、関係者への実施報告
(2)研修後のフォローアップ
(行動目標の策定、継続的に実施、進歩管理、テスト 等)
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講義
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8.まとめ
<「よい研修」を再考し、講師としての明日からの行動を考える>
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ワーク
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研修プログラム例 |
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内容 |
手法 |
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1.メンタルヘルスの現状
<管理者に求められる役割・心構えを認識する>
(1)メンタルヘルスに関する調査結果
(2)管理者に求められる役割
【ワーク】部下や後輩についての心配・悩みを挙げ、何をすべきか考える
(3)メンタルヘルスに取り組む
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講義
ワーク
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2.ストレスの要因とストレス反応
<自分にとってのストレス要因を認識する>
(1)【ワーク】あなたは、どんな時にストレスを感じますか
(2)ストレスの要因
(仕事、人間関係、家庭、金銭問題、性格、健康 等)
(3)自分にとってのストレス要因を整理する
(4)ストレスの程度と仕事への影響
(5)ストレス反応
【参考】「従来の定型うつ」と「非定型うつ(新型うつ)」の違い
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講義
ワーク
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3.ストレスへの対処(セルフケア)
<ストレス対処の知識と方法を学ぶ>
(1)ストレスへの対処方法
(リラックス、逃避、上司や同僚に相談する、親しい人に話をする 等)
(2)考え方を変える
①自分の思考パターンを知ることが重要
②「認知の歪」10のパターン
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講義
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4.ラインケア
<メンバーの変化に気づくポイント、話を聴くことの効果を知る>
(1)メンバーの特徴・傾向を知る
【ワーク】部署メンバーの特徴・傾向を整理する (性格、働き方、最近のミス 等)
(2)職場環境の問題点の把握と改善
【ワーク】部署メンバーの業務の現状を整理する (業務量、業務上の困難 等)
(3)予兆の把握
(遅刻、無断欠勤、ミスの増加、元気がない、感情の起伏 等)
(4)話を聴く
(5)話すことの効果 (新しい解決法が見つかる、些細な悩みであることに気づく 等)
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講義
ワーク
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5.ラインケアのためのコミュニケーション
<効果的な傾聴のポイントを習得>
(1)日常のコミュニケーションで行っている工夫・取り組みは?
【ワーク】メンバーが気持ちよく働き、能力を発掘するための工夫を共有する
(2)「聴く」(傾聴する)意義
(3)傾聴のポイント (名前で呼ぶ、話を遮らない、あいづち、感情を伝える 等)
(4)演習(2人1組になり、話し役と聴き役に分かれて傾聴のワーク)
【ワーク】相手への働きかけ方を考え、それを踏まえて話を聴く
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講義
ワーク
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6.発覚・休職時の対応
<精神疾患の特殊性を理解し、適切な対応を学ぶ>
(1)メンタルな問題が疑われたら
(2)精神疾患等事例の特殊性
(3)うつ病になった人への対応方法
(4)休職中の対応と復職の準備
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講義
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7.職場復帰の支援
<復職者・職場の双方に配慮したサポート体制を考案>
(1)職場復帰支援の流れ(休業から復帰後のフォローまで)
(2)職場復帰の希望が出たら
(意思確認、診断書確認、復帰プランの作成)
(3)職場復帰可否の判断基準(厚生労働省)
(4)スムーズに職場復帰するための工夫
(試し出勤、復帰後の配慮事項 等)
(5)復職のプロセスで発生する問題
(6)復職者を受け入れる職場づくり
(7)事例研究
【ワーク】事例をもとに復職者を受け入れる職場のサポート体制を考える
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講義
ワーク
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8.まとめ
<研修を踏まえ、今日から実行することをまとめる>
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ワーク
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