営業職
Gさん(仮) 23歳
基礎を学ぶことで、今までの認識に間違いがあると気づくことができました。
今年の4月から新社会人となりましたが、社会人としての振る舞いにはまだ自信がなく、これから社会人としてうまくやっていけるか不安です。
大学4年生はコロナの影響を受け、ゼミ活動や就職活動もほとんどオンラインで行ってきました。対面での社会人とのかかわりが少なかったので、ビジネスマナーだけでなく敬語などの言葉遣いにも自信が持てません。入社前には自分でマナーや言葉遣いを改めて調べたのですが、様々なやり方があるので結局どうすればよいのか迷ってしまいました。
このまま曖昧に社会人生活をスタートしてしまうと、お客様や会社に迷惑をかけてしまうのではないかと心配です。入社して間もない今、名刺交換や電話応対、来客応対など不安なところを無くしておきたいです......。また、会社の一員として一日も早く活躍できるようになるために、仕事の進め方も勉強したいと思っています。そんな中、ビジネスマナーを学べる研修を受講できるということで、とても楽しみにしておりました。
講師は円滑に仕事を進めるためにはお客様や同僚など、誰にでも相手目線で接することが重要だと話していました。
研修中にはワークが多数あり、グループで電話応対や報連相などの練習を何度も行ったのですが、最初はみんなうまくやろうと意識しすぎて無機質に対応してしまっていました。スムーズにワークは進められるものの、グループは淡々としていて、どことなくぎこちないように感じます。その時、講師が「もっと感情を込めよう、思うだけでなく相手に気持ちを届けなくてはいけない」「失敗するのは良い、それよりも挑戦しないことの方が社会では評価されない」とおっしゃいました。ハッとしました。学生時代は間違えないことを目指していましたが、これからはより良くするために常に挑戦をしていかなければいけないのだと気づいたからです。
そのあとのワークからは、多少言葉が詰まってしまっても、顔を見て笑顔で丁寧な対応を心がけました。するとグループの人も笑顔を返してくれたり、ワークの余った時間に「○○さん笑顔だからやりやすかったよ!」と言ってもらえました。
研修を終えてから、さっそく実際に先輩社員の方にお会いしてご挨拶する機会がありました。講師の言葉を思い出して、相手に自分の気持ちが伝わるよう表情や声のトーンに気を配りました。すると笑顔で迎え入れていただけて、これから先の社会人生活を頑張ろうという気持ちが一層強まりました。電話応対、来客応対、名刺交換などはまだやる機会がありませんが、今後実際に行う時にはこの研修を思い出して、自信をもって積極的に挑戦していきたいと思います。
2日間の研修を通して社会人としての基礎を広く学ぶことができました。初めて知った新しい学びもたくさんありましたが、何より今まで自分が普通にやってきた間違いに気づくことができたのはとても勉強になりました。不安に思っていたことをこの研修でしっかり払拭できて、自信をもって社会人生活をスタートさせられそうです。仕事の進め方や仕事をする上での考え方など、自分で調べた時にはたどり着けなかったことも多かったので、入社してすぐにこの研修を受けられてよかったです。
自分が無意識に感じていた感覚や癖が言語化できたことで「壁」との向き合い方を発見