インソースでは、毎月新作研修が生まれています。新作研修が生まれる舞台裏とは? 今回は「中間管理職のための判断力向上研修ができるまで」をお届けします!
大規模自治体が、震災で気づいた不安
本研修は、日本でもトップ5に入るくらい規模の大きい県庁さまからご依頼を受け、実施いたしました。
その県庁さまは、人数が大規模というだけでなく、研修回数も日本でトップ5に入るほど(!)職員教育に熱心。実施した研修は口コミで広がり、同じ研修を行う自治体が続出するくらいの影響力を持っています。
■このままで住民を守れるんだろうか
研修ご担当者さまは、お悩みを打ち明けてくださいました。
「現場も上も、判断のスピードが遅いんです。1つの稟議を通すのに、必要な判子の数は10個です! また、前例踏襲や暗黙の了解、上意下達の風土があって、現場のリーダーが自分で考えて判断を下すことは、ほとんどありません。」
ご担当者さまのお話は続きます。
「東日本大震災を経験して、今まで以上に危機感を感じました。意外にも、震災時には迅速な対応ができましたが、その理由は、たまたま被災した経験があったからでした。もし、震災以外の災害や事件に遭遇したら、現場のリーダーは、的確な判断を迅速に下せないのではないか。このままだと住民を守れないのではないか。」とすごく不安になったんです。
中間管理職の判断力を高める
■中間管理職の判断力を高める
ご担当者さまのお悩みをお伺いし、営業担当がご提案したのは、リーダーの判断力強化研修。研修ご担当者さまと相談し、今回の受講者を、現場の実働リーダーである課長補佐に定めました。
課長補佐というと、課長を支援し部下をまとめる、まさに中間管理職。年齢は40代後半~50代前半です。課長補佐は上の意向と下の意見を汲み取り、日常業務で生じるあらゆることに、迅速に判断を下さなくてはなりません。実は、最も日常の中で判断を下さなくてはならないポジションなのです。
しかし、最も判断を下さなくてはならないポジションにもかかわらず、研修ご担当者さまのお話によると、課長補佐は「判断できていない」「判断していない」ようでした。
■判断を先送りにしてしまいがち・・・
最も多かったのは判断を先送りにする傾向です。「説明責任が果たせる」「材料が揃う」まで判断を先延ばしにするため、その間に事態が深刻化してしまったこともしばしばあるとか。判断を先延ばしにするリスクが、あまり意識されていないようでした。
■一番深刻なのは、当人の意識
そして、何よりも一番問題だったのは、「判断できない」ことに危機感を抱いていない、ということでした。そもそも、「判断できない」ことに当人が気づいていな
かったのです。
■提案したカリキュラムのポイント
営業担当は、研修の目標を次の2つに定めました。
1.「自分は判断できない」ということに気づく
2.判断を先延ばしにするリスクを知る
この研修カリキュラムはあくまで一例です。お客さまの課題・お悩みに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。また、研修効果を高め定着化を促進する 「研修呼び覚まシステム」や研修ご担当者さまの負担を減らし効率向上を支援する「研修管理サービス」もございます。お気軽にご相談下さい。
でき上がったカリキュラム
でき上がったカリキュラムはこちらです。
営業担当者よりひとこと
■悩んで欲しい研修です
この研修は、悩んで欲しい研修です。
そして実際に、受講者の皆さまは悩まれていました。 ケーススタディに取組まれている最中には、あちこちから「難しい!」「今の自分ではできない・・・」 といった声が聞かれました。
私は、課長補佐の皆さまが、判断できない自分自身に直面し、これはまずいと気づくその様子を見ていました。
本研修の最大のポイントは「気づく」ことです。
「判断できない自分に気づく」「このままではまずいと気づく」こと。
それに気づいていただいた上で、判断の軸を研修でお伝えします。 それを現場に持ち帰っていただき、実践していただくのです。
■民間用にカスタマイズいたします!
本研修は、官公庁で中間管理職向けに実施いたしましたが、「判断をする」立場にいる方ならどなたでも受講していただける研修です。民間で実施する場合には、テキスト内容やケーススタディも、民間用にアレンジいたします!
受講された方々の感想
■研修評価
受講者の皆さまが大いに悩まれた本研修は、100点をいただきました!
100%の受講者さまが「よく理解できた!」と評価、
96%の受講者さまが「講師が良かった!」と評価してくださいました。