インソースでは、年間180本以上の新作研修が生まれています。新作研修が生まれるひみつとは? 今回は「若手向けフォロワーシップ研修ができるまで」をお届けします!
リーダー経験のない若手向け研修のご依頼
■若手大学職員向けの研修依頼
本研修は中部地方のある私立大学さまの、「リーダー経験のない2~3年目の若手の大学事務職員に、社会人としての意識が不足している」というお悩みを受け、作成した研修です。
「社会人としてなっていない」?
■「社会人」としてなってない?
お客さまのご要望はこのようなものでした。
「社会人としてなってないんです! 学長や上役がフロアに入ってきても挨拶もしない。職場の人には関心などなさそうに、黙々と仕事をしているんです。
だから研修で、社会人としての常識やマナーを叩き込んでください!」
■個人主義的な仕事の仕方
しかし、お客さまのお話をきいた営業担当は考えました。
「これは、社会人としての常識やマナーを学ぶことで解決するだろうか?」
お悩みの根本的な原因は、
「自分の仕事だけこなしていれば、それでいい」
と考える個人主義的な仕事への姿勢にあるのではないか?
■組織で働くということを理解する
お客さまに、この見解をお話したところ、大いに納得していただけました。そこで、研修のゴールを、若手大学事務職員が
「組織で働くということ」を理解し、「組織における自分たちの役割」を認識する
ことに設定しました。
このゴールを達成するためにご提案したのが
フォロワーシップ研修です。
この研修カリキュラムはあくまで一例です。お客さまの課題・お悩みに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。また、研修効果を高め定着化を促進する 「研修呼び覚まシステム」や研修ご担当者さまの負担を減らし効率向上を支援する「研修管理サービス」もございます。お気軽にご相談下さい。
でき上がったカリキュラム
できあがったカリキュラムはこちらです。
テキスト作成者よりひとこと
■部下視点をもってビジネススキルを習得できる
本研修では、フォロワーシップを学んだ上で、仕事の進め方とコミュニケーションという2つのビジネススキルを習得していただきます。
まずはじめに、フォロワーシップについて学び、具体的なビジネススキルの習得に入ります。部下としての役割認識を踏まえた上でビジネススキルを学ぶので、上司から求められる「部下としての視点」をもって習得することができます。
そのため、個々のビジネススキルを高めつつ、「部下力」も高めることができるのです。
今回は、仕事の進め方とコミュニケーションでしたが、お客さまのご要望によっては、他のビジネススキルを研修に盛り込むことも可能です。
ご興味のある研修ご担当者さまは、ぜひご一報ください!