インソースでは、年間180本以上の新作研修が生まれています。新作研修が生まれる秘密とは? 今回は「50代キャリアデザイン研修~ナレッジマネジメント(知識伝承)編ができるまで」をお届けします!
50代ベテラン職員のモチベーションを上げるには?
■50代半ば、課長補佐級職員へのお悩み
本研修は、地方のある国立大学の研修ご担当者さまより、
「50代半ばの課長補佐級職員に、今よりもさらに職場で活躍して欲しい!」
というご依頼を受けて作成されました。
お客さまはとある地方の国立大学。人材育成に積極的に取り組んでおり、他の大学からも一目置かれる存在です。
受講者である課長補佐級職員の方の特徴は次の通りです。
・年齢は50代半ばのベテラン職員
・仕事のコツやノウハウを熟知している
・管理職ではない人もいる
自分自身の再評価と役割認識
■50代は働き方を再考する時期
50代は、価値観や考え方の軸が組織から自分自身へ移行する過渡期と言えます。定年というひとつのゴールが近づいてくることにより、仕事に打ち込んできた40代の頃に比べ、プライベートを大切にするような働き方に変わってくるのも当然です。
今回、ご依頼をいただいた研修ご担当者さまの
「50代半ばの課長補佐級職員に、今よりもさらに職場で活躍して欲しい!」
というお話に対し、インソースの営業担当がご提案したのが、
「50代キャリアデザイン研修
~ナレッジマネジメント(知識伝承)編」です。
■ベテラン職員にとってのキャリアデザイン研修の意義
ベテラン職員が、自分自身のキャリアを振り返ることには2つの効果があります。
1.これまで自分がやってきた仕事を再評価し、自分に自信を持つことができる
2.この先のキャリアを実りあるものにするための働き方について考えるきっか
けとなる
■50代ベテラン社員・職員の役割を認識する
組織で50代半ばのベテラン社員・職員が果たす重要な役割は「ナレッジマネジメント=知識伝承」です。
ベテラン社員・職員の強みは、若手~中堅よりも仕事を上手く進めるコツやノウハウを多く知っていることです。また、経験豊富なため、トラブル時の対応なども心得ています。
研修を通し、ベテラン社員・職員がこれからのキャリアを描く上で、自分の役割は、自身の頭の中に埋もれている知識や仕事のノウハウを、組織(後輩・部下)に伝えることだと認識していただきます。
この研修カリキュラムはあくまで一例です。お客さまの課題・お悩みに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。また、研修効果を高め定着化を促進する 「研修呼び覚まシステム」や研修ご担当者さまの負担を減らし効率向上を支援する「研修管理サービス」もございます。お気軽にご相談下さい。
でき上がったカリキュラム
でき上がったカリキュラムはこちらです。
テキスト作成者 大畑からひとこと
■研修で向上した意欲を「知識伝承」に注ぐ
本研修のポイントは、研修の最後に発表する3ヶ月のアクションプランです。意欲向上が研修中の一過性のものではなく、現場に戻っても持続し、確実に知識伝承が行われるように、受講者全員の前で行動計画を発表していただきます。
研修を通して向上した意欲が確実に「知識伝承」に注がれるよう、研修の最後に宣誓していただくのです。