■募集告知に対する「質問」はこうして減らす
募集文に不足があると当然照会が増えますが、長く書けば書くほど、今度は「読む気が失せる」と思われてしまいます。研修の募集告知は、多くのご担当者さまの共通の悩みではないでしょうか。
それを解決するには、原理原則論ですが、「照会の多い事項をあらかじめ明記」するしかないと考えています。弊社の経験では、照会の多い質問は以下のとおりです。
<照会の多い質問>
・研修会場(○棟△階×研修室まで明記が必要)
・事前課題の有無(無しなら「無し」と明記)
・欠席時の届出または処理方法
・交通費の精算または宿泊施設について
・研修受講システムの使用手順
しかし、受講システムの使用手順や、欠席の場合の処理などは、どうしても説明が長くなるため、弊社では「別紙」で説明することにしています。
長い本文を作成するよりも、「本文+別紙」とした方が募集文書の閲覧率が高まります。
▼研修募集文書サンプルはこちら(PDF)
■研修の「ねらい」はこうして書く
研修の「ねらい」や「目的」をどのように書けば良いのかを、よくご相談頂くことがございます。ポイントは「習得目標の明確化」です。
「コミュニケーションの活性による生産性の向上」といったねらいは、実は、よくありません。受講者が知りたいのは、受講した結果、職場や組織がどう変わるかよりも、「自分が何を身につけられるか」です。
よって、弊社では習得スキルや理解を深めて頂く内容を具体的に明記することをお薦めさせて頂いております。研修予算を取る際の稟議書の研修のねらいと受講者募集の研修のねらいは、ポイントが異なるのです。
▼研修のねらいの「良い例」「悪い例」はこちら(PDF)
■受講者の募集期間はどれくらいが適当?
あまり早過ぎるのもいけないと思うし・・・と募集開始時期に悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
弊社の答えは、「早いに越したことはない」です。弊社の経験上、募集期間が長ければ長いほど、多くの受講者が集まります。
ちなみに目安は「1ヶ月」です。募集期間を2~3週間で設定した年度より、1ヶ月を原則として設定した年度の方が多くの受講者が集まりました。
▼研修運営まで含めた業務委託の詳細はこちら