海外HRニュース HRM News From Hong Kong
Best Place To Work 2014 ランキング(米国キャリア情報サイトGlassdoor調査より)
2013年12月13日
情報source HKET, HKEJ
1位はベイン・アンド・カンパニー、2位はTwitter、3位はLinkedIn。Facebookは1位から5位に転落した。Googleは2ランク転落して、8位になった。「報酬」は従業員が会社にとどまりたいと思わせる唯一の要因ではないことを示した。従業員を維持するために重要な「報酬」以外の要因は、「企業文化」、「同僚」、「仕事満足度」、「キャリア機会」、「経営の透明性」、「特別手当」等が挙げられる。
若手社員に対する人事管理(グローバル会計事務所による調査より)
2013年12月16日
情報source SCMP
若手社員の展望に関する主要な調査結果は以下のとおり:
- 88%の回答者は、若手社員は物覚えがいいと評価した。(2012年は76%)
- 88%の回答者は、若手社員の適応性を高く評価した。(2012年の82%)
- 次の能力が欠如している低い求職者は不採用にされる:
態度、モチベーション、対人スキル、規律性、コミュニケーション能力、役割に必要なスキル。
- 若手社員を定着させるために、昇給、昇進、研修、経営層からの承認などの動機づけを行っている。"
仕事のストレスを軽減するためのヒント
2013年12月12日
情報source HKET
職場でのストレスを軽減する対策。
- 重要性と緊急性に基づいて、仕事に優先順位をつける
- 同僚と共有し、議論を通じて見識を深める
- 適度に運動し、バランスの取れた食事をとる
管理職は従業員の感情や行動に注意を払い、状況に応じて支援する必要がある。業務配分を改善することで、従業員がワーク•ライフ•バランスを達成することができる。
香港人の3分の1が仕事のストレスによる睡眠障害を感じている(職場ソリューションプロバイダによる調査より)
2013年12月18日
情報source HKET
95の地域、2万人以上の上級幹部や企業経営者インタビュー調査により以下の結果が公開された:
- 香港人の3分の1は仕事に対する不安で睡眠障害を感じている。そのうち57%は経済変動がストレス原因だと回答。
- 回答者の55%は、経済不況以来、ストレス関連の病気になった。
- 35%が職業を失うことを不安に感じている。
- 38%は自分が働く部署への信頼が薄くなった。
- 40%はストレスが原因で同僚との関係を損なうことになった。
ストレスは欠勤率上昇の原因となり、ビジネスの生産性、従業員の幸福を損なっている。
中国人が最もよく働いている(ドイツのグローバル市場調査機関による8,000人インタビュー調査より)
2013年12月13日
情報source China Daily
カナダ、フランス、ドイツ、インド、オランダ、英国、米国における約8,000を対象にしたインタビュー調査の結果、中国は勤勉さで1位になった。フランスの労働者は、世界でもっとも働かない労働者と考えられていた。北京大学と中国の人事コンサルタントの共同調査(2012年実施)によると、中国の従業員の平均労働時間は一日8.66時間、通勤時間は0.96時間だった。
記事へのコメント
2014年01月06日
Best Place To Work 2014。
これは従業員の企業評価をランキングしたもので、「企業文化」「ワークライフバランス」「経営層」「福利厚生」「キャリア機会」等が評価対象になっています。
高ランク企業の従業員のコメントには、"inspired by everyone", "great people", "brilliant people" という言葉が目立ちます。
従業員同士が切磋琢磨しあう環境であることが感じ取れます。
切磋琢磨できるように会社が働きやすい環境・機会を提供する、そのような会社の意向があるのだと思います。
「企業ランキング」と言うと、まず私が思い浮かべたのは「就職人気企業ランキング」でした。 就職人気企業ランキングは、イメージが先行する印象がありますが、実際にその会社で働いている従業員の評価をもとにしたランキングは現実味があります。