最近の問い合わせ

全職員を対象に、初めてLGBT研修を計画しています。どのように進めればよいのか、よくわかりません。

お客さまから

先日、私どもの職員が施設の利用者に対して「男の子は寒いのへっちゃら」「女の子なんだからお片付けしなさい」等といった言葉がけを行い、その後、保護者からの大クレームに発展しました。
今回の事態は、事務局側も重く受け止めるべきだと感じております。

そこで全職員を対象とした「LGBT研修」を計画中ですが、何ぶん初めてなので、どのようなことを意識して進めればよいのか、よくわかりません。

インソース担当者から

この度はお問合せをいただき、誠にありがとうございます。

近年、個人の個性を重視する考え方が浸透しつつあります。そのひとつの表れがLGBTやダイバーシティへの理解だと考えます。

LGBTは、セクシャルマイノリティーと呼ばれたり、性的少数派と呼ばれることもありますが、実は日本の人口の7%ほどいるとも言われており、決して少数ではありません。またLGBTに関して、一般的にまだ広い認知に至っていない実情もあります。

まず従来の「男」と「女」だけの概念でだけでなく、多様な価値観が存在していることへ理解を広げていただくことが重要です。その上で、そもそもLGBTとは何か、LGBT当事者を取り巻く環境やそこに潜むリスクについて、正しい知識と対応について学んでいただくと良いと思います。

いくつかの研修例をご紹介いたします。


◆お客さまや利用者へのCS・接遇を見直す機会にしたい

CS接遇研修 LGBTのお客さまに応対する編(半日間)
多様性が当然視されつつある現代において、CSを考える際に、本当の意味で「相手の立場に立って考える」ことが求められます。LGBTの視点から自組織の CS、接遇について見直していただきます。


また、職員の中にLGBTの当事者がいることを前提に、以下のような研修を行うことも、意識を変えていく上で有効です。


◆LGBT当事者の活躍を応援し、活躍できる職場づくりを考えたい

LGBT研修 ~ダイバーシティ&インクルージョンを実現する(1日間)
LGBTへ理解を深めるだけでなく、LGBTの方が日常で抱える悩みは何かを理解いただきます。インソースで働くLGBT当事者が経験から作成した「リアルなケーススタディ」も好評です。


LGBT人材が活躍できる職場づくり研修 管理職向け(1日間)
管理職の方々に、LGBTに対する認識を確認し、LGBT人材が活躍しやすい職場環境を整備していただくことを目指しています。


LGBTが活躍できる職場づくり研修 人事担当者さま向け(1日間)
人事担当の方々に、LGBT人材が活躍できる職場づくりのメリットを知り、具体的なセーフティネットの整備の仕方を習得していただくために開発しました。


さらに、LGBT当事者と自身のセクシャリティや、周囲とのコミュニケーション、働き方について語る場を設け、想いを共有する、というのも1つの方法です。


「らしく」
インソースでは、人に焦点を当てたインタビューサービスも新たに始めました。 「自分らしさ」を発揮し、プライド、こだわり、プロ意識を持って、各ビジネス分野で活躍している人たちを紹介するサービスです。

まとめ

ダイバーシティーの推進と共に、LGBTというキーワードもよく耳にするようになってきました。
お互いの立場を承認しながら、それぞれの良さを発揮できるような環境にしていくためにもぜひお役立てください!

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