新人向け
導入期間をDXリテラシー醸成と技術習得の場にするプラン
プランNo.497
プランの概要
- 全業界向け
- 新人、新人を支援するリーダー・管理職
- 3週間(フォローアップ追加の場合~6カ月間)
新人研修期間を、DXマインドの醸成と、実践的なデジタルスキルの習得にあてる。入社後約3週間で、「自分たちにできる組織での活躍」の道筋を描かせる
課題解決の流れ
現状の課題
このような課題を解決する施策をご提案いたします
- 【しっかりと指導する時間がない】メンバーは通常業務の遂行で精いっぱいで、4月の配属時期は新人を放置してしまう時間が多い
- 【新人の働く力が弱い】導入研修を受けたはずの新人の業務態度があまりよくない。またPCスキルが想定より低く、その指導で自身の仕事がさらに増えている
- 【改善が進まない・人材がいない】業務改善を一刻も早く進めるべきだが、通常業務への影響恐れ、後回しにしている。また活動のための人材を確保できない
問題の要因
- 「新人に何を学ばせるのか」「どのような業務に取り組んでもらうか」といった受け入れ側の優先順位付けができていない
- 導入研修での学びが、新人にとって「自分ゴト」として備わっていない。あるいは研修と実務の間に乖離がある
- 組織内で現在活躍しているメンバーを、改善実践の主体者に充てるという考えが適切でない
解決策
課題を解決するソリューション例をご紹介いたします
- 入社から配属までの期間を教育機関に長めに委託し、社会人に必須のビジネスパーソンとしてのあり方や仕事への取り組み方をじっくり習得させる
- 「新人だからこそすぐにできるようになること」に特化したOAスキルやDXスキルを早期に学ばせ、自信をつけさせる
- 前例にとらわれない、コスパ・タイパ意識の強い新人を、組織のDX推進の実践者に仕立てる
プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)
4月の新入社員・新採用職員の「導入研修」時期を丸ごとインソースに委任いただき、ビジネス基礎力とDXリテラシー、DX技術を身につけさせます。
入社1週目では社会人としての土台をつくるフェーズ、2週目では楽しくDXに触れるフェーズ、3週目はこれから配属先で学びを実践するための練習フェーズです。
DX新人を支援するDXメンター、旗振り役として各所との調整を担うDXマネージャーの育成は新人DX実践者の成果と意欲を高める監督者になるプランをご覧ください。
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入社・入職1週目
初週は王道のビジネスマナーをはじめとした社会人基礎力や社会人にふさわしいモラル・ルールの習得や、組織ではなぜものごとを論理的に考える必要があるのかを学びます。
これから所属先でDXメンターやDXマネージャーともうまくコミュニケーションをとっていくための、好ましいふるまいや考え方を身につけます。
下記に挙げたやさしいビジネス文書ではChatGPTに触れる機会を設け、翌週の実践スキル研修の布石といたしました。長文を作ることが苦手なイマドキ世代も、文書の型とロジカルシンキングの知識、そして便利な生成AIを用いて、誰が見てもわかりやすく端的な報告書を作成できるようになります。
2週目
2週目はDX活動の実務スキルの素地をつくることを目的としています。まずは社内PCを使ううえでの注意点やデータの扱い方などを復習し、自分たちがDX推進に積極的に貢献していくマインドを芽生えさせます。
続いてExcelの基礎と応用的な使い方をおさらいしたうえで、「ChatGPTとの組み合わせ」「わかりやすくデータを表示させるスキル」でメンターやマネージャー級の社員にも成果を伝えやすくする工夫を解説します。小学生からプログラミングを学んだ世代とそうでない世代との間には、デジタルリテラシーに大きな乖離が生じていることもままあります。
新人を指導する立場にあるメンター側にも、すでに新入社員が習得している知識を動画視聴などで得て、そのギャップを埋めさせる教育が必須です。
新入社員向けDX入門研修~ChatGPTに触れ、業務効率化のマインドを獲得する
3週目
前半はPythonを使った業務改善を体験します。中堅層以上の年齢になるととかく敬遠しがちなプログラミングも、新人世代は学生時代に履修した科目として、むしろ得意と感じている方も多いです。ただ実務経験がないために、DXメンターやマネージャー、組織の望まない改善案を提示してくることもあるかもしれません。
そのような事態を招かないために、これから経験するであろう業務に落とし込む練習時間とします。採用メンバーのリテラシーや貴組織の改善目標等をふまえ、レベルや内容をカスタマイズ可能です。後半は再び次週以降の心の地ならしの時間です。配属先の先輩や上司との好ましい関係づくりを深堀りします。
フォローアップ(~6カ月後)
いざ配属となった後は、改善事項の対象そのものとなる実務を現状の運用のまま一通り覚えることが重要です。業務指導担当者の教えをつかんだら、導入研修時に学んだ改善に挑戦いただきます。この際、メンターへの報告や相談を欠かさないことや、他部署との調整が必要となった場合にはDXマネージャーに動いてもらうなど、3者が密に連携しそれぞれの立場でDX推進を図ることが重要です。
研修事後も伴走支援するプログラム開発オプションを追加すれば、実務で生じたDX推進のお困りごとを解消できます。入社から3~6カ月ほどを目安に「改善実績発表会」を企画し、全社における新人の奮闘を認め・ほめることで、自身が組織で活躍できるという自信を与え、エンゲージメント向上効果を生み出します。
また、この改善の取り組み等を恒久的なものとするために、半年後・1年後のフォローアップ研修でマインド再セットを促す教育、スキルアップ研修の実施もおすすめです。
研修のプロがお答え 全力Q&A
講師
お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。
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施策の効果を高める +α のソリューション例
PCやITツールを適切に活用するための知識・スキルを可視化します。自己評価70問+テスト30問の合計100問で自己評価と結果のギャップを認識でき、適切な補完教育を導き出します。
研修との併用でさらなるスキルアップが可能です。また、買い切りプラン、レンタルプラン、定額制プランの3つを、教育の目的、人数、期間に合わせて使い分けることで、コスト削減や効率的な教育を行うことができます。
人事サポートシステムLeafをご用意しております。受講者との連絡や出欠確認など、研修事務の効率化をはかる「研修管理」機能や研修内容の定着させる「課題・テスト」「動画教育」機能など、豊富な機能がございます。