働き方改革の狙いは「労働力の確保」と「生産性の向上」
少子高齢化が進み、働く世代の人口減少が避けられないわが国にとって、経済成長を維持していくためには、 職場のダイバーシティ化を通じて、限られた労働人口の中から労働参加者を増やしていくこと、 そして労働生産性を向上させていくこと、この2つを両立することが喫緊の課題となっています。これが、 今、政府が旗を振り、官民挙げて取り組んでいる「働き方改革」の実像です。
今よりもさらに生産性を上げるには?
しかし、労働の現場からは、これまでにも度々業務効率化に取り組んできた歴史があり、 これ以上どうやって生産性を上げろというのか、というのが本音ではないでしょうか。 しかも、多様な働き方を受け入れ、長時間労働の是正に取り組みながらとなるとさらにハードルが上がります。
「仕事の仕方」だけでなく「仕事の領域」を変える
先進国における日本の労働生産性の低さが指摘されるようになって久しいですが、 勤勉で改善意識も高いはずの我が国の労働者がなぜ、そんなに低い生産性に甘んじているのか。 それは、仕事の仕方に問題がある、というよりも、生産性の低い仕事に従事する人の割合が多い、という側面があるように思います。 ならば、生産性の高い仕事にシフトしていく必要があるのですが、そのためにはどうすればいいのでしょうか。
付加価値の高い仕事をするためには「個」のスキルアップが不可欠
付加価値の高い仕事の比率を高めることが、より生産性を高める上でのカギとなります。
付加価値の高い仕事とは、「新たな市場を創造するような商品の開発」であったり、
「高い顧客満足を実現するためのエクセレントなサービスの提供」といったものです。
こうした仕事に従事できるようになるためには、一人ひとりの持ち味を生かし、
その能力をフルに発揮できるような「個」のスキルアップが欠かせません。
ぜひ、「インソースグループフォーラム2017」にお越しください。
「インソースグループフォーラム 2017」では、いま再び注目を浴びている「自己啓発型学習ツール」としての公開講座について、
具体的なプログラム内容とそのメリットをご紹介いたします。
その他にも「働き方改革」の推進における、様々な切り口での解決策をご案内していく予定です。
本グループフォーラムがみなさまの一助になれば、幸いです。