【極意シリーズ】ソフトウェア品質研修~管理・テスト・分析編(3日間)

【極意シリーズ】ソフトウェア品質研修~管理・テスト・分析編(3日間)

開発時の品質管理に関する知識を幅広く学び、予測に必要な情報を選ぶ

研修No.B PMG240-0000-5961

対象者

  • 中堅層
  • 管理職層

・ソフトウェア開発の担当者、プロジェクトマネージャー
・品質管理、分析を担っている方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 品質基準を決めるための根拠がわからない
  • リリース前に欠陥を発見して対応したい
  • ソフトウェアテストの方法が知りたい

研修内容・特徴outline・feature

ソフトウェア開発において、プロジェクトマネージャーは品質管理の役割を担います。中でも、要件定義や基本設計といった上流工程での計画やレビューは、全体の品質向上とコスト抑制につながる重要な要素です。

本研修では、品質管理の考え方やそのプロセスをおさえたうえで、品質テストの手法やツール、ドキュメントの種類について理解を深めます。さらに、品質予測モデルの基礎知識を学び、実践的なワークを通してレビューとテストを活用する方法を習得します。実際のプロジェクトですぐに活用できる品質管理スキルを養成できる内容です。

研修のゴールgoal

  • ①ソフトウェア開発で求められる品質活動を理解する
  • ②各工程で適切にレビューとテストを実施できる
  • ③さまざまな工程での品質状況を把握できるようになる

研修プログラム例program

内容
手法
  • 1.ソフトウェアの品質について
    【ワーク】品質活動の実施状況を共有し、その必要性について議論する
    (1)品質とは
    (2)品質管理と品質保証の違い
    (3)ソフトウェアに関わる4つの品質
講義
ワーク
  • 2.ソフトウェアの品質管理と評価
    (1)品質管理計画書の作成と品質管理の進め方​
    【ワーク】品質目標や品質方針の基準を共有する
    (2)上流工程はソフトウェア品質の要
    【ワーク】上流工程の品質を確保するために実施していることを共有する
    (3)ソフトウェア開発における品質コスト
講義
ワーク
  • 3.品質を決めるテスト
    (1)テストとは
    (2)テストの概要
    【ワーク】レビューが機能している(していない)理由を考える
    (3)上流工程でのレビュー作業
    (4)下流工程でのテスト作業
    (5)ソフトウェアテストの技法
    (6)テストツール
    【ワーク】ソフトウェアのテスト終了の基準を共有する
講義
ワーク
  • 4.テストのドキュメントと監視
    (1)テストドキュメントについて
    (2)バグ曲線を用いた品質監視
    【ワーク】品質分析とその結果の活用方法を共有する
講義
ワーク
  • 5.ソフトウェアの品質分析
    (1)ソフトウェア開発における品質メトリクス
    (2)品質マネジメントにおける品質分析の役割
講義
  • 6.品質状況の把握
    (1)工数推移によるプロジェクトの状況把握
    (2)レビュー状況の測定によるレビュー品質の把握
    (3)ソフトウェアテスト工程での品質状況の把握
    (4)開発終盤の品質管理の状況把握
    (5)品質コスト分析によるプロジェクト状況の把握
    【ワーク】プロジェクトの失敗内容を分類し、整理する
講義
ワーク
  • 7.ソフトウェア品質に影響する要因
    (1)レビュー欠陥摘出に関わるメカニズム
    (2)リリース後の品質を予見するメトリクス
講義
  • 8.予測モデルの構築
    (1)品質予測の考え方
    (2)予測モデルの概要
    (3)ソフトウェア開発開始時の品質予測
    (4)ソフトウェア開発での品質予測活動
    (5)品質判定について
    【ワーク】組織内で実施しているデータ収集の手法を共有する
講義
ワーク
  • 9.総合演習①​
    【ワーク】指定の条件に沿ってテストするためのデータを作成する
    <テスト例>同値クラストテスト、境界値テスト​、デシジョンテーブルテスト​、状態遷移テスト​、組み合わせテスト
ワーク
  • 10.総合演習②
    【ワーク】バグ目標値を設定し、上工程品質判定表で品質を分析する
    【参考】データの測定方法
    【ワーク】自組織で品質分析が必要かどうかとその理由を考え、共有する
ワーク

9719

カスタマイズ事例~ケーススタディCASE STUDY

本研修のカスタイマイズ事例として、作成したケーススタディを業界別にご紹介します。

{{theme}}研修のケーススタディ一覧

開発者コメントcomment

コストやスケジュールに比べて品質管理に関してはこまめに目を向けられにくく、問題が見過ごされてプロジェクトが進行しやすい傾向にあります。しかし、上流工程で品質状況を把握し早期に対応することは、プロジェクトマネージャーとして重要な責務です。レビューとテストを適切に実施しながら品質状況の把握することで、欠陥が出た場合も影響を最小限に抑えることができます。さまざまな視点から品質管理を学び自信をもってプロジェクトに向き合えるよう、本研修を企画しました。

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