インソースが考える「奥の手・猫の手」

代表の舟橋より ~管理職の前に備えたい4つの基礎力

代表の舟橋より ~管理職の前に備えたい4つの基礎力

力のある管理職になるためには、優秀なビジネスパーソンであることが求められます。優秀なビジネスパーソンが備えるべき仕事の基礎力は4つです。

【優秀なビジネスパーソンとしての4つの仕事基礎力】

  • 1.業務知識
  • 2.計画企画力
  • 3.説明力
  • 4.交渉・調整力

1.業務知識があること~仕事のプロオタクになる

業務知識があることとは、自分の職務に関して深掘りし、仕事の裏の裏まで知っているかどうか、言い換えれば、"仕事のプロオタク"となっているかどうかです。自分の仕事が好きではない人が、優秀なビジネスパーソンになる可能性は薄いといえます。

まっすぐに仕事にむかえば、その人には仕事に関連する知識やスキルが自ずと備わります。このように仕事に熱中することが、自己の成長や組織拡大につながることを肌で知っていることは管理職になるための条件でもあります。

★社内講師養成研修
★ナレッジマネジメント研修
★OJT研修

2.計画企画力~将来の仕事を計画し、文字で表現する

指示を受けて動くのは部下の仕事です。管理職の仕事は、自分で計画を立てることから始まります。良い計画の立案には、現場を知り、業務知識に基づいて将来を予測する力が不可欠です。

さらに、良い計画を的確に周知するためには、文章力が求められます。弊社が考える良い文章とは、200文字程度で主語・述語が、数字、結論、理由3つが入っているものです。

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★目標管理研修

3.説明力~報・連・相+指導力がある

・上司に【報告・相談】する内容、数が必要十分かどうか ・同僚に【連絡・相談】する内容、数が必要十分かどうか ・部下に【指導】する内容、数が必要十分かどうか

以上3点が分かり、実践できることが、説明力です。これは、社会人1年目にも10年目にも共通する課題といえます。これが的確にできないと管理職になることは難しくなります。悪い報告は、言いにくくても「黙っていると組織がなくなってしまうかもしれない」ことを懸念し、報告すべきです。

説明力は「仕事が見えているか」で決まります。地位に就いて安穏とするのか、地位を使って何かしようとしているのかによって、成長スピードは違ってきます。

管理職向け説明力研修
★報・連・相洗い出しシート(PDF)

4.交渉・調整力があること~部門の代表として行動する

管理職には総合的な利害得失が判断できる力と、交渉・調整相手の背景まで読むスキル、コミュニケーション力が必要となります。交渉・調整力に欠ける管理職は組織をまとめてミッションを遂行する事が難しくなります。

当然ながら、交渉・調整力に関しても、深い業務知識は大きな意味を持ちます。業務知識が十分あれば、交渉に際して妥協できる点、譲れない点が分かるからです。

★交渉力研修
★調整力向上研修

最後にもう一度申し上げますが、「業務知識がある」ことは、他の基礎能力の土台です。そして、これら4つの基礎能力を備えていない人が管理職になってはならないし、そうならないよう、若いうちから訓練をするべきです。どの力も訓練すれば、絶対に備えることができるものです。

★前回までにお話した内容はこちらからご覧いただけます。
◇すべての管理職に絶対必要な4つのスキル
◇経営人材(部長職~課長職)強化策


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