データ分析には一般的な分析の流れがあり、ビッグデータのような大量のデータを分析する時にこそ、その流れを意識する必要があります。
このコースは、ビジネスにおける問題発見と解決の具体的な流れに従い、お客様の課題を捉え、具体的に提案・解決する能力を高めることを目的としています。
問題発見と解決とは、課題の構造化と仮説立案、分析結果(グラフ・チャート)をイメージしたデータ収集、多面的な評価軸で比較・分析することであり、これらも含めて、問題発見と解決のステップ全体を具体的に学習します。問題発見と解決の概念やスキルに関する講義だけではなく、サプライチェーンの実事例をもとに「どの地域を重点におくべきか、売り逃しはどこか、どこまで改善できるか」といった事を考えるケース演習と、ミニ演習を組み合わせており、大変実践的なものとなっています。ケース演習やミニ演習での失敗、気づき、成功体験を通して、大量のデータに自身が惑わされず何を読み取るか、またデータの意味をどう考え、扱うかということについて学習します。