最近の問い合わせ

「伝える力」「表現する力」「プレゼンテーションスキル」を強化したいと思っています。おすすめの研修を教えてください。

お客さまから

今回は似たようなお悩みが幾つか寄せられましたので、まず3社の別々のクライアント様からいただいた問い合わせをご紹介いたします。


①職業柄、企画コンペにおいて僅差で負けるケースがあり敗因の一つとしてプレゼンテーション力が他社と比べ劣っていると考えております。プレゼンテーションの研修は、どちらがおすすめですか?

②恥ずかしい話ですが、管理職が市長に提出した報告文書が日本語としてわかりづらく、市長から文書作成に関する研修実施の指示がありました。どんな研修がよいのでしょうか。

③漠然とですが、社員の「わかりやすい説明の仕方」「説得するための説明の仕方」など説明の表現力を上げられるような研修を考えています。

インソース担当者から

お問合せありがとうございます。
ビジネスにおいて「伝える力」は重要です。職種や立場に関係なく、人と人がともに働き仕事をするうえでは「伝えること」が欠かせません。

例えば、社外に対する営業や販売、販促のシーンでは、クライアントに自組織や自社のサービスを選んでもらうために「提案力」が求められます。
社内においても、部署間の調整や交渉、同僚同士の依頼の際にも、「相手を説得し、動かす力」が求められます。上司から部下への「依頼」もまた「伝える力」によるところが多く、部下から上司への「お伺い」も「伝える力」次第で、どれくらいの協力・支援を得られるかが変わってきます。


様々な「伝える」シーンや目的がありますが、それぞれにおいて特に重要なポイントは、以下の4点です。

◇ポイント1.まずは、情報が相手に正確に伝わること
情報は正しく確かなものとして伝わらないと意味がありません。「伝える」と「伝わる」とは似ているようで全く異なるものです。相手に正確に「伝わる」ように、「伝える」ことを心がけます。解釈のブレが生じたり、誤解を招くような伝え方では、相手に伝わったとはいえません。


◇ポイント2.情報とともにどうしてほしいのか「想い」と「意図」が伝わること
「○○という事実がありました」という情報を伝えることは大事なことですが、聞き手が知りたいのは「それで、私にどうしてほしいのか?」という話し手の想いや願いや意図です。これが明確に伝わらないと、聞き手は情報の取扱いに困ってしまい、また、情報が聞き手の印象に残りません。


◇ポイント3.情報と想いで、自分が望む行動を相手に促すこと
「伝える」ことの目的は、「相手を動かすこと」と言っても過言ではありません。まずは自分が相手に何をしてほしいのか、どうなってほしいのかを具体的に考えることが大切です。「あなたがそう言うなら断れない」「君が望むなら、喜んでお手伝いしよう」など、自分が望む行動を引き出せるように「伝える」ことが必要です。
※ちなみに「何も具体的な行動は望んでいないが、ただ知っておいてほしいだけ」というのも十分な相手に望む行動です


◇ポイント4.相手に合わせて伝える手段を選ぶこと
伝える方法は「口頭で話す」だけではありません。相手の心情や置かれた状況、タイミング等を慮り、「対面で伝える」、「電話で伝える」、「文書で伝える」、「メールで伝える」など、相手や状況に応じて手段を変える必要があります。また、分かりにくい部分は図解で説明する、大勢に伝えるときには手元資料と上映するスライド資料を両方用意する、といったような、気配りと工夫も大切です。



インソースでは、コミュニケーション研修やプレゼンテーション研修など、様々な種類のラインナップがありますが、今回は、いくつかの研修をご紹介いたします。

・【リニューアル】プレゼンテーション研修(1日間)
プレゼンテーションを行う目的をまず考え、その目的に沿ったプレゼンテーションを実現するための「内容の整理」「資料作成」「伝え方・話し方の強化」について学んでいただきます。
※お問合せ①、③にオススメです。

・ビジネス文書研修 ~文書指導力の向上編(1日間)
管理職の皆さまにおすすめの研修です。ビジネス文書の作成について、ご自身で改めてポイントを再確認するとともに、部下への指導の仕方を学んでいただきます。
※お問合せ②にオススメです。

・分かりやすい説明の仕方研修(1日間)
「言いたいことを簡潔に、相手に分かりやすく説明するスキル」を習得するために、まず論理的思考を鍛えます。演習を通じて、実際の話し方のトレーニングにチャレンジしていただきます。

・ビジネスEメールの書き方研修(1日間)
Eメールもまた、相手に何かを伝えるためのツールであり、手段です。送り手が短時間で作成し、読み手が短時間で読み理解できるEメールの作成のポイントを学んでいただきます。

・プレゼンテーション研修 刺さる提案力強化編(1日間)
発想力(目のつけどころ)、要約力(文章力)、図解力(視覚化力)、説明力を養うためのポイントを学び、自身が提案したい内容を「刺さる」説明に昇華させるためには何が必要か、演習を通じて実践的に考えていただきます。

・人を動かすコミュニケーション研修~キーパーソンへ働きかける編
キーパーソンを動かし、仕事を前に進めるためのコミュニケーションを学んでいただき、仕事における実行力を鍛えていただきます。

まとめ

他にも様々な研修ラインナップがございます。是非、お気軽にご相談ください。