★ 企業においてコンプライアンス違反が発覚する最も多い「きっかけ」の1つは『税務調査』
税法も法律です。法律違反(税法違反)については、行政罰(重加算税)があります。さらに悪質な場合(脱税)は、刑事罰が課せられます。
昨今、コンプライアンス(ここでは、いわゆる「法令遵守」を指します。以下同様)は、社会や企業にとって極めて重要度の高い課題と言えます。
そして、企業においてコンプライアンス違反が発覚する最も多い「きっかけ」の1つが税務調査です。
★ 徹底的な税務調査→不正発覚→マスコミ報道→企業イメージの失墜
税務調査では、自社のみならず、取引先、支払先、領収書の発行元、銀行等への反面調査が行われ、それらの保管書類を確認するとともに、自社はもちろん他社の役員及び従業員へのヒアリングを行うことで、企業でさえ知りえない情報を入手し、従業員が行った仮装・隠ぺい行為・不正行為を暴いていきます。
税務調査によって、従業員の仮装・隠ぺい行為・不正行為等が発覚した場合、重加算税が課され、更に、悪質な所得隠しがあったとされ、企業の不祥事として、自主的な公表を含めてマスコミ報道されることが少なくありません。
最近の報道事例を見ると、日本を代表するような企業が、税務調査による従業員の仮装・隠ぺい・不正行為が発覚することで、「コンプライアンス違反をした」として公表され、企業イメージが大きく損なわれています。
★ 役員・管理職が知らなければならない「税務コンプライアンス」
本セミナーでは、『税法コンプライアンス』をテーマにして、実際にあった事件を参考にしながら、税務調査において発覚する従業員の不正行為等が自らなくすためにどのような対応をすれば良いかについて、役員及び管理職の皆さんに知っていただきます。