上場会社の発行する有価証券の取引に際しては、大量保有報告書の提出が必要となるケースが頻繁にあるものの、大量保有報告 制度の体系的な理解は必ずしも容易ではない上に、制度に関する理解を具体的な事例にあてはめるためには、実務に関する理解や 感覚も必要となります。
そこで本セミナーでは、『大量保有報告制度の理論と実務』(商事法務・2017 年(5月刊行予定))の著者が、大量保有報告制度 の基礎概念から、大量保有報告書の記載要領、変更報告書提出の要否の判断等につき、実務上の重要ポイントにつき解説したうえ で、実務上問題となる取引類型・保有形態ごとの具体的なあてはめや留意点についても、設例なども交えながら時間の許す限りご 説明いたします。