第Ⅰ部 総論
第 1. クレーム対応の果たす役割
1. 顧客の意見を知る
2. リスク情報を汲み上げる
3. ファンを獲得する
第 2. クレーム対応の目的
1. コンプライアンスの達成
2. 企業防衛(リスク・マネジメント)
第 3. クレームの分類
1. 製品・サービスに問題がある(法的責任)
2. 会社の対応の問題(コンプライアンス)
3. 顧客側の誤解・勘違い(コンプライアンス)
4. 悪意あるクレーム(リスク・マネジメント)
第 4. クレーム対応の 4 つの基本原則
1. 客観的であること
2. 合理的であること
3. 平等であること
4. 後日、検証可能であること
第Ⅱ部 クレーム対応のステップの確認
第 1. 全体の流れ
第 2. ステップ1 事実関係の確認
1. 「現地・現物主義」
2. 事実を聞き出すヒアリング
第 3. ステップ2 顧客の要望の確認
1. 要望の分類
2. 対応上の注意
第 4. ステップ3 対応の検討
1. 法的責任の有無の検討
2. 「法的責任なければ、金銭賠償なし」の原則
第 5. ステップ4 解決へ向けての交渉
1. 交渉担当者の決定と変更
2. 書面による交渉
第 6. 情報・ノウハウの蓄積と共有
1. 原因に応じたクレーム情報の活用
2. クレーム情報の共有
第Ⅲ部 事例検討
第 1. 標準的なクレーム対応
1. 事実認定の手法
2. 法的責任の有無の検討方法
3. 謝罪と提案の文書作成
4. 合意書、領収書の作成
第 2. 担当者が不用意な約束をしたケース
1. 撤回の是非、方法
2. 金額交渉の是非、方法
3. 各種不当要求への対応
第 3. 反社会的勢力によるクレーム
1. 反社会的勢力への対応
2. 弁護士との連携
3. 警察との連携