コーポレートガバナンス・コード(CG コード)が 2018 年 6 月に改訂されました。改訂後の CG コードでは、取締役会は、
CEO の解任のための方針・手続を定め、また、CEO の後継者計画の監督をより主体的に行うことなどが求められています。
これらの改訂にみられるとおり、CG コードの求める取締役会像は、業務執行者、とりわけ CEO に対する監督機能に軸足を
置く取締役会であることがより鮮明となっています。
そして、上場会社は、2018 年 12 月末日までに改訂後の CG コードに対応したコーポレートガバナンス報告書を提出する
必要がありますが、既に、これに対応した報告書を提出している上場会社もあります。
そこで、本セミナーでは、CG コードに対応した開示例も踏まえながら、主に監督機能の実効性確保の観点から取締役会
を運営するに当たってのポイントについて、解説します。