下請法違反に対する摘発が,「アベノミクス」の流れを受けて目に見えて強化されています。公取委による平成 30 年度の指導件数は過去 最多となりました。また,下請法違反として社名公表されると,長期にわたり企業のレピュテーションに重大なダメージを与えることとな ります。
しかし,下請法リスクに効果的かつ効率的に対応するには,当局の法運用を熟知した上で,ビジネスパーソンの社会常識だけでは対応で きない下請法特有の留意点(「落とし穴」)を確実に押さえるとともに,下請法が求めるボーダーラインを正確に把握することが重要です。 そこで,本セミナーでは,公正取引委員会勤務経験を持つ講師が,摘発強化の流れや公正取引委員会の実務を踏まえ,下請法を遵守すべ き親事業者の目線に立って,事例を豊富に引用しつつ,当局の重点取締り分野や誤解されやすいポイントを具体的に解説するとともに,効 率的かつ効果的な体制整備について具体的にアドバイスいたします。