監査報告書における KAM(監査上の主要な検討事項:Key Audit Matters)の記載は 2021 年 3 月期からは強制適用となり
ます。東証一部上場企業については 2020 年 3 月期から早期適用が開始し、50 社弱の会社の監査報告書において早期適用がな
されましたが、早期適用しなかった会社も 2021 年 3 月期の決算に向けて本格的な取組みが開始しております。
KAM は監査人が監査報告書に記載するものであり、監査人と監査役等とのコミュニケーションと連携が中核となります。
しかし KAM の品質を向上させ、株主・投資家による効果的な活用を実現させるうえでは、企業様と株主・投資家との対話・
交流と株式・投資家に対する情報開示を担当する総務・IR 部門の皆様のご理解とご支援が不可欠です。
本セミナーでは、上場企業内の情報開示・IR と株主総会対応のご担当者様を対象に、早期適用事例の分析も踏まえつつ、
KAM に関する基礎知識および KAM に配慮した定時株主総会の準備上のポイントについてアドバイスいたします。