図解力向上研修

営業職
Hさん(仮)30歳

相手の目線で情報を整理する事で以前よりも見やすい資料になりました。

上巻

「文字が多すぎる!」資料を読まないクライアント

新卒で入った今の会社に、営業職として勤めて7年半が経ちました。未熟ながらも精いっぱいやってきて、この春からチームが変わり、最大級のクライアントの営業担当を務めることに。

気合を入れて、色々なアイデアを詰め込んだ提案書を持って出向いたところ、一言目から「文字ばっかりで読みにくい!」とピシャリ。このクライアントは、見づらい資料には目もくれない、想像以上に厳しい方だったのです。

元々、お喋りや愛想の良さを武器にやってきた私にとって、図やグラフを使った美しい資料作成は大弱点。なんとかしなくては...!

中巻

良い資料は、相手の目線に立って情報を整理する事から

図解力向上というからには、とにかく図の作成をやる研修なのかと思いきや、そうではありませんでした。

そもそも「相手に伝わる、わかりやすい資料とは何か」という事から始まり、ロジカルシンキングによる思考整理方法や図解の意義を学んでから、ようやく図解の手法を勉強します。資料を作るときは、ただ伝えたいことを羅列するのではなく、説得するために相手の立場に立って情報を整理することが大切です。

私は受講前、「パワーポイントが上手になればいいのかな?」などと考えていました。しかし、情報整理~分類の演習を繰り返すうちに、論理的に物事を整理する力そのものが、不足していたと気づかされました。

下巻

資料は見事、相手好みに!しかし肝心な所が...

以前出した提案を、研修で教わった通り情報抽出・整理しながら図を入れ、資料を作り直しました。研修では実践を意識してパワーポイントでの図作成のコツなどもアドバイスしてもらえたので、そのテクニックも活用していざ提案。

資料をお渡しし、数秒間...「うん、前よりも遥かに見やすいね。やっと読む気になった」とのお言葉をいただけました。よし!と思ったのも束の間、「だけど提案内容が全然ダメ。ウチに合ってないよ。資料はいいから、内容を吟味して来週また持ってきて」との厳しいお言葉!

肝心の提案内容も磨きつつ、大口受注目指して、より相手に伝わる資料作成を続けていきます!

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