営業職

ギャップがあなたを強くする!! ~内気な人が一人前の営業職になる10の考え方(5)

目次

内向的な人は無理に売りたいと思う必要はない

内向的な人は営業をしていても、「売ろう」と思っていないように見えます。それは決してマイナスなことではありません。

内向的な人は、物事に対していろんな事が気になったり、心配になります。商談に際し、あれこれと心配して、お客さまの事を考え続けた結果、いい提案が出てきます。だから準備にぬかりはありません。さまざまな観点から準備をして商談に臨みます。

そうするとお客様としては、「こちらのことを考えてくれているな」と感じるようになります。よって、セールスにつながるのです。


良い内容のものを、良いタイミングでご提供する

自分が買うときもそうですが、今いらないものを買っても仕方がありません。良い内容のものを、良いタイミングでご提供することが大切です。

ですから、商談では、そのタイミングを伺う気持ちで話をします。

例えば研修を提案する場合、どんな部署があるのか、働き方はどうなのか、何がやりがいなのか、何に困っているのか、すべきなのにできていないことなど、困っていることやできていないことをヒアリングします。
紹介する研修は準備していきますが、「売ろう」というわけではなく、紹介した研修に対して、「これは興味ある。これは興味ない」と言ってもらうことで、必要な研修を教えてもらう作戦です。

OJT研修を提案する時は、新入社員の数・新入社員の雰囲気・配属時期・OJT担当者はいるのか・その担当者の年代は・OJT期間はどのくらいか・OJTのためのノウハウはあるか・現場でのOJT担当者の声、課題。このあたりをヒアリングします。たとえすぐには売れなくても、紹介するタイミングが見えてきます。


ギャップを自ら作り出して、営業チャンスを作る!

内向的な人はお客さまに「セールス」には無理のある印象を与えがちです。そのイメージを逆手にとってセールスに利用するとよいでしょう。

営業トークがすぐ出てこない状況に役立つアイテムを用意しておくのも有効です。例えば、「あえて派手なネクタイを締めてみる(動物柄とか)」また、「見慣れない小物をさりげなく見せてみる」などで、注意をひくのです。

人は不思議なものが好きな好奇心ある生物ですから、ちょっとしたことで話が広がることもあります。

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