【ミテモ】デザイン思考を活用した新事業開発力強化プラン

デザイン思考研修の実施（半日程度）

会社全体の共通言語としてのデザイン思考を浸透させることを目的に課長以上の管理職クラス及び経営者階層に研修を実施します。デザイン思考の体得ではなく、今なぜデザイン思考が重要視されているのか、すべては共感から始まる・プロトタイプでユーザーとつながるといった基本の考え方を理解します。顧客自身が認知していない潜在的なニーズを見出す視点があるか、そのニーズを十分に満たす商品やサービスを設計できているか、事業計画は関係者をしっかりと巻き込み成果を出せるものになっているかを判断できる力を得ます。

新規事業開発担当者として選抜されたメンバーを対象に、デザイン思考の考え方を用いた事業アイデアの創造に２～３カ月をかけて取り組みます。デザイン思考の基本を座学で学んだあと、チームにわかれて事業アイデア創造と実証のセッションにすすみます。

①座学セッション

人間中心デザインという考えを何よりも大事にして人が真に求めていることを捉えるデザイン思考のプロセスを理解します。この後の事業アイディア創造セッションをスムーズにスタートするための土台としての知識を得ます。

②事業アイデア創造セッション（約２～３カ月程度）

３～４名一組のチームにわかれて、チーム毎に事業アイデアの創造に取り組みます。数カ月間にわたって、断続的に数回の集合ワークショップを実施し、業務の合間に活動を行い事業アイデアを考えます。まずは課題を定義し、課題を解決するためのアイデアの洗い出し、それを実現するためのビジネスモデルの検討まで行います。本プロセス全体を通じて、再現性のあるデザイン思考を体得し、実現可能な事業計画へとつなげます。講師・ファシリテーターが必要に応じてフィードバックやアドバイスを行い、活動をサポートします。

本プランの総まとめとして、経営層に向けた事業アイデアのプレゼンテーション大会を開催します。単なる成果発表の場としてではなく、見込みの高いアイデアについては予算・人員をつけて事業化を支援するという前提で設定するので、本気度が増して、より質の高いアイデアが生まれやすくなります。また、社内のイノベーションカルチャー浸透のために、本発表会の様子を動画などで全社に配信するのもおすすめです。