課長級以上の女性管理職比率を高めたい組織向け
役員メンターとのペアリングによる女性管理職育成プラン
プランNo.467
プランの概要
- 全業界向け
- 役員などの上級管理職とリーダークラスの女性社員、人事総務部担当者
- 約半年間
適性検査を通じて、役員のメンターと女性管理職候補のメンティとの最適な組み合わせを導き出し、個々の女性管理職候補の課題に寄り添った育成支援を実現する
課題解決の流れ
現状の課題
このような課題を解決する施策をご提案いたします
- 【女性管理職比率が低い】人的資本開示項目のダイバーシティ推進に女性管理職比率の目標値をあげているが、その達成が非常に難しい状況にある
- 【女性管理職候補者の意識・スキル不足】中堅・ベテランの女性リーダー自身の多くが、管理職になることに及び腰である
問題の要因
- 既に意欲・能力の高い女性リーダーは管理職になっており、現在、主任・係長の職階にあるメンバーの意識転換を図って管理職昇格を後押ししたい
- 各部署の部門長が、女性管理職比率を上げるということに力を注いでいない。どこか他人事のように思っている
- 管理職にふさわしい資質やスキルが自分に不足していると思い込んでおり、それを解消する術もないことから、漠然とした不安がぬぐえない
解決策
課題を解決するソリューション例をご紹介いたします
- 直属の上司ではない役員クラスにメンターになってもらうことで、長期的なキャリアビジョンを描くための機会を作る
- このメンター制度をスムーズに動かすにあたっての研修をメンター・メンティ双方と、運営局の3方に対して実施する
- 管理職としての適性を測るためにではなく、メンターとメンティの相性を判断する目的で適性検査を行い、メンタリングの有効性を高める
プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)
研修は人事向けに1回、メンターとメンティ合同で1回、メンティの女性リーダー向けに1回の、計3回実施します。ペアリング検討には人材アセスメントツールを活用します。
STEP1
①人事総務部門へのアクション:研修受講
(人事担当者向け)メンター研修~制度導入を女性活躍推進に生かす(1日間)制度はその構築もさることながら、適切に運用ができてこそ狙いどおりの成果に結びつくものです。円滑に機能させる仕掛けづくり、メンター選定の考え方、メンティのキャリア・アンカーやモチベーションの動因の確認方法などを身につけるプログラムです。
②メンター・メンティ双方へのアクション:志向性・性格の傾向を計るテストの実施
メンター側、メンティ側の双方に一人ひとりの特性や個性を見える化するアセスメントを受検してもらいます。まずはこの結果をもとに、人事総務部門でメンターとメンティのペアリングを検討します。メンティの成長を最大化できる組み合わせを模索します。
STEP2
役員メンターのアクション:合同研修までの準備
人事部側のマッチング完了後、メンター役の役員の方にも、本人とメンティ予定者のアセスメント結果をお渡しします。自分と同じ志向・思考の人は世の中にはいないという事実をきちんと飲み込んで、相手との違いを「前向きに」捉えることが大切です。組織活動の維持・発展という目的に向けて協力しあう同志として、日々の業務をどのようにフォローアップしていけばよさそうか、合同研修前までに準備をすすめます。
メンティのアクション:研修受講
女性リーダー研修~管理職としての不安を解消し、組織に貢献する(1日間)
いま以上に成果を出すために時間をコントロールする、部下を上手に育成する、適切なチェックで業務におけるリスクを把握する…これらは性別にかかわらず多くのリーダー層が実践が難しいと感じていることです。本研修では女性のリーダーや管理職が少ない組織で働く心構えやコミュニケーションの取り方、権限移譲の仕方を学び、管理職へのステップを一歩ずつのぼっていく気持ちも高めます。
STEP3
①メンター・メンティ双方へのアクション:ペアリングの顔合わせ・合同研修の実施
このタイミングでメンターとメンティが初めて顔をあわせます。普段の業務では養うことが難しい経営者目線や視座の高いものの考え方に触れる機会を設けることが、このセンター制度の目的であることをお伝えし、メンター側もメンティ側も、相手にプラス思考で向き合うこと・メンタリング前には双方が準備をして臨むというルールを理解いただきます。
役員の方はその豊富な経験・時間に制限があることから、ついメンタリングではなく「直接的な指示」を与えてしまいがちですが、そうなると真の意味での女性管理職の創出は叶いません。メンティの成長を促進させる傾聴スキルをメンタリングシミュレーションのワークで練習し、研修後の初回面談へと導きます。
②メンター・メンティ双方へのアクション:初回面談実施
役員メンターは自身の経験や意向をベースに動かすのではなく、あくまで経営方針に則り、組織の将来を担う意欲にあふれた女性管理職を増やすことが目標です。giraffeアセスメントの結果をふまえつつ、緊張やプレッシャーを感じているメンティに注意を払いながら本人の特性をつかんでいただきます。一方メンティ側は、これまで自力では習得しづらかった経営的な視点を指南役から得ることで、より上位の職層に必要なマインドやスキルを半ば強制的に高めます。
以降の面談は月に1回を目安に、半年程実施します。
研修のプロがお答え 全力Q&A
講師
お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。
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