ビジネス社会に必須!
社会人としての大きな武器に
国家資格ですが、特別な受験資格は必要ありません。年齢、性別、学歴、実務経験に関係なく、どなたでもチャレンジできます。
合格率は平均約55%(IPA情報処理推進機構ホームページより)と、しっかりと学習すれば十分合格を狙えます。
試験は年間を通じて、随時全国で実施されています。受験時期も場所も自分で選べるので、合格できそうな実力がついたタイミングでいつでも試験にチャレンジできます。
スケジュールを立てやすくお忙しい方も安心です。
試験は、CBT方式で行われます。CBTとはComputer Based Testingの略で、PCを利用したテストのことです。PC端末の用意された席に案内されます。そこで受験番号、利用IDなどでログインをして、時間になったら操作を開始します。
四肢択一式(4つの選択肢の中から1つ選ぶ方法)ですので、文字の入力は必要ありません。パソコン操作が苦手な方も落ち着いて受けることが可能です。
試験日程
全国の試験会場で、原則毎日実施しています。
受験資格
年齢・国籍を問わずどなたでも受験できます。
出題科目
100問(小問形式)
以下の3つの分野について出題
・ストラテジ系35問程度...経営全般に関する考え方、特徴などが出題されます。
・マネジメント系20問程度...IT管理に関する考え方、特徴などが出題されます。
・テクノロジ系45問程度...IT技術に関する考え方、特徴などが出題されます。
試験レベル
総合評価点、分野別評価点のすべてが次の基準を満たすこと
・総合評価点 600点以上/1,000点(総合評価の満点)
・分野別評価点
ストラテジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
テクノロジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
出題形式
CBT方式 多肢選択式(四肢択一)
試験会場
全国47都道府県
受験料
2019年度試験:5,700円(税込み)
※最新の試験情報はお客様ご自身で試験実施団体のWEBページでご確認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
※講座の学費には受験料は含まれておりません。
※身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方のために、春期(4月)と秋期(10月)の年2回、筆記による方式の試験を実施します。
※2018年改訂 2019年4月試験より出題範囲が変更されております。詳細な情報は【ITパスポート試験】情報処理推進機構 - IPAホームページでご確認ください。
違いその1 資格の種類が違う!
どちらも実務経験の有無などの受験資格はなく、どなたでも受験することができますが、MOSが民間資格なのに対し、ITパスポートは国家資格です。社会人として必要な基礎的IT能力を、経済産業省が認定します。
違いその2 資格の目的が違う!
MOSは、エクセルやワードといった特定のソフトの操作スキル向上を目的としています。
一方、ITパスポートは、IT関連の業務はもちろん、経営全般やマネジメントといった、IT以外の幅広い基礎知識まで学ぶことを目的としています。いわば、仕事をする上の根本となる知識が学べるのがITパスポートです。
違いその3 試験科目が違う!
MOSの試験では、ワードやエクセルなどのソフトをどれだけ使いこなせるかのスキルを測定するための問題が出題されます。
一方、ITパスポートの試験では、IT技術や経営・管理の基礎知識について3つの分野から出題されます。
ITパスポート試験で問われることの多くは、基本的な知識や用語ですが、どの分野もまんべんなく学習しておく必要があります。
違いその4 試験の方法が違う!
どちらもパソコンを使ったCBT方式の試験ですが、正解へのアプローチ方法が異なります。
MOSの場合はマウスやキーボードを駆使して、実際の課題通りに操作できるかを問うのに対し、ITパスポートは、実技ではなく四肢択一のテストとなります。つまりITパスポートは、実技ではなく、知識が問われる試験なのです。