求められるのは「判断力・率先力のある強いリーダー」
リーマンショック、東日本大震災に伴う諸問題の発生など、組織を取り巻く外部環境はかつてない程に激変しています。生産活動の停滞、消費の減退、情報獲得手段の変化(より「ネット主導」へ)など、大きな変化が同時に発生しています。 この環境下で求められているのは、批判・失敗をおそれず判断でき、変化を率 先できる強いリーダーです。自ら考え、動ける人材が求められているのです。
この困難な時に、「救世主」を待望する時間と余裕はありません。人事・研修部門は、意識して育成していくことが求められています。
当社は以下をリーダーの要件と考えております。
業務知識と社会正義の実現を目指す良識
リーダーの要件としては、大前提として、その組織におけるプロフェッショナルでなければならないと考えます。加えて、自らの組織を超えて社会をより良くするために働くという良識がすべての前提となります。
3つの知識~法務、ファイナンス、マーケティング
組織にかかわらず必要なのは、組織運営の基礎となるルール(会社法、各事業分野の法規、労務知識)、ファイナンスの理解(資金コスト、意義など)、マーケティング知識(売上げを作る方法を知っている)です。
9つのリーダー要素
上記に加え、リーダーとして9つのスキルが必要だとインソースは考えます。
- リーダーの自覚 すべての課題・問題から逃げず、対応しようという自覚
- 判断力 多様な問題を検討し、ぶれずに主体的に最善の判断し、決断ができる
- 課題認識能力 組織の課題を自ら認識し、達成すべき目標が立てられる
- 計画立案能力 目標達成のための手段を選択でき、計画が立てられる
- 目標管理能力 刻々と変化する環境下、計画や手段を修正しながら、ねばり強く達成への努力が続けられる
- リスク認識能力 冷静に何がリスクか認識でき、回避行動が取れる
- 顧客満足能力 顧客など組織外の利害関係者の期待に応えることができる
- 調整力・交渉力 組織内外の利害関係者に対して交渉・調整できる
- 組織運営能力 組織メンバーとコミュニケーションを取りながら動き、部下の能力を結集できる