高収益製品の開発を目指す技術者のための「実践マーケティングセミナー」

受講対象

・研究開発部門、技術開発部門の新製品・新規事業企画担当
・マーケティング部門
・営業部門で技術マーケティングを学びたい方

講義のねらい

技術者マーケティングは、技術を活用して顧客に新たな価値を提供するための一連の活動です。ポイントは、自社が保有する技術の強みと市場ニーズをマッチングさせて、いかにして高い顧客価値を創造し、高収益製品を開発するかです。

本セミナーは、「マーケティングの基礎」から、「自社の保有する技術や開発テーマがどのような市場価値を生むのか」「市場のニーズにマッチした高収益製品をいかに開発するか」「新市場参入を成功させるにはどうすべきか」を学ぶセミナーです。

主催団体

本講義は、一般社団法人企業研究会が主催しております。

研修プログラム例

１．技術を市場につなげるマーケティングとは
　・マーケティングの基本フレームについて
　・技術は課題解決の手段
　・技術者に求められるマーケティングの役割
　・技術開発を儲けにつなげる考え方
　・「シーズ志向」と「ニーズ志向」
　・シーズ発想とニーズ発想のすり合わせ
　・シーズ志向の事例紹介
　・ニーズ志向の事例紹介
　・引き算型製品による新たなニーズ発掘
　・【個人演習】引き算型製品の事例

２．技術者マーケティングのステップ
　（１）自社技術の強みの把握
　　　①技術棚卸→②技術評価→③競合比較分析
　（２）技術の用途を決める
　　　④用途候補抽出→⑤シーズニーズ変換→⑥製品コンセプト
　・【グループ演習】顧客価値変換の事例

３．高収益製品開発の進め方
　・高収益製品の構造（提供価値の向上とマスカスタム）
　・顧客提供価値の高い製品とは
　・顧客提供価値を高めるための潜在ニーズの探索
　・潜在ニーズに基づく製品開発事例
　・マスカスタム製品の特徴
　・マスカスタム事例

４．成功確率を高めるための市場参入戦略
　・プロダクトライフサイクル理論と５つの購買層
　・市場参入における「先発企業」「後発企業」のメリット・デメリット
　・ＰＰＭ（プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント）とは
　・ＰＰＭから見る事業成長の流れ
　・市場の魅力度の分析方法（BMO法）
　・ランチェスター戦略に基づく市場参入時期別の戦い方（グーパーチョキ理論）
　・導入期の戦略（グーの戦略）と事例紹介
　・成長期の戦略（パーの戦略）と事例紹介
　・成熟期/衰退期の戦略（チョキの戦略）と事例紹介
　・【グループ演習】市場時期別の参入戦略
　・事業撤退の判断基準
　・まとめ