経営企画、研究開発企画、研究開発テーマ担当、新事業開発部門、事業部門の新製品開発部門、マーケティング・営業部門
経営企画、研究開発企画、研究開発テーマ担当、新事業開発部門、事業部門の新製品開発部門、マーケティング・営業部門
◇本講座では下記の4つのポイントについて具体的に解説していきます。
1つ目は、実際の分析をもとに立案実行した競争戦略を“いかに組織に浸透させ、実践していくのか”。これについて、講師の経験にもとづく事例を題材にし、実践のためのポイントを解説します。
2つ目は、自社・自組織を競争体質にするためには、創発型組織での取り組みが必要となりますが、それには、トップダウンとボトムアップを状況に合わせて行い、企画の構想から意思決定、場合によっては修正までを臨機応変に対応できる組織体質へと変革しなければなりません。ここでは、「どうすれば創発型組織体質になっていけるのか」を講師の経験をもとにお伝えします。
3つ目は、製品・サービスだけの競争戦略ではなく、ビジネスの構造レベル(エコシステム・ビジネスモデル・バリューチェーン)での競争戦略を描く必要があるので、この点を解説します(この構造レベルは、どんな企業にも必ず存在するものです)。さらに、これらを“いかに連動させるのか”についてもそのポイントを解説します。
4つ目は、自社の将来を見据えた場合、いくつかの競争環境シナリオを分析していかなくては環境の変化に対応できませんので、ビジネスの構造レベルごとに、競争環境シナリオを分析し、実際のシミュレーションを行う方法を解説します。
本講義は、一般社団法人企業研究会が主催しております。
1.失敗の要因(事例)から学ぶ競合分析
1)内部志向の強さ
2)競合不在の顧客志向
3)異業種の参入に対するシナリオ不足
4)エコシステム・ビジネスモデルでの競合認識の弱さ
5)製品での差別化が難しい中では営業、マーケティングが重要
6)競合情報の収集・分析機能の弱さ
2.競争体質づくりのための創発型組織
1)成功するための競争戦略企画の組織体制と意思決定の仕組み
2)競争戦略のための組織のマインドセット
3)必要な知識・スキルの教育の方法
4)情報収集の基本的な考え方と方法:「読む」「聴く」「観る」「動く」
3.競合情報の収集の方法と調査力アップのコツ
1)競合分析の情報源
2)段階的に情報力を上げる
3)常に戦略仮説を持ち、当たり外れを確認する
4)社内外のネットワークをつくる
5)現場感覚、肌感覚を鍛える(身体性や主観力)
6)予測とシナリオ分析
7)自ら情報発信し周りに影響を与え、最新のトレンドを生み出す側に回る
①異業種ワークショップなどの開催
②コンソーシアムの発足、運営などの場づくり
③キーパーソンとのネットワーク
4.競合情報収集・分析
1)競合分析のフレームワーク
①競合分析の前に自社を分析せよ
②永遠に競合から学ぶことが最強の戦略
2)そもそも競合とは、競合の分類方法
①戦略グループ、産業内競合、代替品・サービス
②代替品・サービスは新たなエコシステム・ビジネスモデルから生まれる
3)競合の何を分析するか?(過去、現在、将来)
①競合の過去、現在、将来から競合の方向性を分析する
②競合の分析と競争戦略の関係
4)競合の事業(バリューチェーン)の分析
①バリューチェーンとは、その分析視点
②競合のバリューチェーン分析の方法
5)競合の製品・サービス、顧客価値の分析
①製品・サービスの基本機能、付加機能
②製品の情緒、自己実現的要素(BtoCの場合)
③顧客のコスト分析(直接コスト=価格、間接コスト)
④顧客提供価値の分析
6)競合の技術の分析
①技術の分類(要素技術、設計技術、生産技術、利用技術)
②製品から構成技術を分解する
③特許調査
④情報技術の分析
7)競合のエコシステム・ビジネスモデルの分析
①エコシステム・ビジネスモデルとは
②エコシステム・ビジネスモデル分析の方法
5.競争戦略企画のステップと実践方法
1)4階層連動での競合分析
2)事業環境シナリオ分析
3)競合の将来戦略シナリオ分析
4)自社の競争成功要因分析
5)異業種ベンチマーキング目標設定と競争戦略企画
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
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【事前に必ずご確認の上お申込みください】
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株式会社ニューチャーネットワークス
代表取締役 上智大学非常勤講師 高橋透 氏
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