ユーザー部門向け

IT知識を高め現場で使えるシステム開発を支援するプラン

プランNo.407

プランの概要

  • 全業界向け
  • 営業・事務・サービス企画・製造などの各ユーザー部門からの選抜メンバー
  • 3~6カ月

組織内システムを実際に使用するユーザー部門を対象とした、全5回の研修実施でITリテラシー強化を目指すプラン。現場が本当に使いやすいシステム開発の実現を後押しする

課題解決の流れ

現状の課題

このような課題を解決する施策をご提案いたします

  • 【ITリテラシーが低い】会社として企業価値・競争力を高めるためにIT化を推し進めたいが、ユーザー部門のITリテラシーが低いためにうまくいかない
  • 【運用しづらいシステムができる】社内のユーザー部門から業務のIT化に関する要望が出てこないために、現場で運用しづらいシステムができてしまう
  • 【コスト増・リリース遅延が起きがち】IT部門主導でIT化案を推進した場合、ユーザー部門から後出しでシステム化依頼が出てくるために、コスト増・リリース遅れが発生する

問題の要因

  • ユーザー部門内に、部署の業務の効率化に直結するIT化のアイデアを受けとめ、IT部門に適切な情報を共有できる人材がいない
  • ユーザー部門内にITの基礎知識・スキルを持つ人材が不足しており、IT部門や外部ベンダーとIT化について具体的な要望を伝えることができない

解決策

課題を解決するソリューション例をご紹介いたします

  • 社内の各ユーザー部門(営業、サービス企画、事務など)から、業務采配や実務に長けた中核人材マネージャー・リーダー級社員を2~3名選抜し、IT推進メンバーに選定する
  • 上記選抜メンバーに対して、ITリテラシー向上のためのシステム開発における基礎知識、要件定義のポイント、開発部門と協働し開発プロジェクトをどのように進めるかを学ぶ研修を実施する
  • 業務のIT化企画書を実際に作成し、現場での活動に真に役立つIT化をどのように要望としてまとめるかを体得させる

プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)

まず、各ユーザー部門から実務スキルや経験・知識が豊富なメンバーを2~3名ずつ選抜いただきます。その後メンバーを対象にシステム開発基礎・要件定義に関する研修を5回実施し、開発担当者とコミュニケーションをとるために最低限必要なITリテラシーを身につけます。最後に、研修内容を踏まえた業務IT化を企画書として落とし込み発表いただくことで、学びの成果を体得するとともに実開発にもつなげられます。

プランの概要

各ユーザー部門からメンバーを選出する

メンバー選定は貴組織にお任せします。開発されるシステムが現場の事務をかえって煩雑化させ、結果的に使い勝手が悪いものになってしまわないよう、ユーザー部門における実務を深く理解し高い成果を上げ、かつ自部署の前後工程にまで配慮ができるような方を選定いただくことをおすすめします。

選抜メンバーへの研修実施

1回目:システム・IT理解研修(1日間)

システム開発を依頼する側として、知っておくべきシステム開発のポイントやプロセスを学ぶ研修です。経費精算のシステム化を例として挙げ、システム開発の手順にそって解説します。業務フローの整理でIT化に改善が効果を発揮する部分を正確に洗い出し、可能な限りコストをかけないシステム開発・使い勝手が良いユーザーインターフェイスの作り方、開発部門に情報を渡す際の言葉の定義の仕方について理解を深めます。

2回目:IT入門研修(2日間)

OSの役割や代表的なOSの種類、代表的なプログラミング言語とその特徴、データベースやネットワーク・セキュリティの基礎知識を習得し、IT技術の専門用語の意味が理解できるようになることを目指すプログラムです。初めて耳にする用語を丁寧に解説したあとにPCでコマンドを実行するワークを通じて、実践的に仕組みを理解します。

3回目:(システム担当者向け)要件定義研修(1日間)

初めてシステム開発を担当する方向けの要件定義の基本を学ぶプログラムで、ユーザー部門の担当者でも理解できるレベルに落とし込んで解説します。メイン業務とイレギュラー業務を区別しシステム化の要否を判断し、システム運用や障害発生を想定した対策の検討や工数・コストの見積りができるようになることを目指します。

4回目:プロジェクトマネジメント研修~基礎編(1日間)

システム開発は一大プロジェクトです。専門知識を有するシステムエンジニアという高価で貴重な組織のリソースを投下する・あるいは外部に発注することから、生産性高くプロジェクトを動かすマネジメントが欠かせません。本研修では最終ローンチまでに検討すべき事項をすべて洗い出し、ミスやトラブルなく円滑に開発を進めるスケジューリングの秘訣や関係者の巻き込み方、リスクやコストのコントロールについて学びます。

5回目:ヘルプデスク基礎研修(1日間)

開発されたシステムがリリースされる際には、多くの他のユーザーから使用についての質問が寄せられることが想定されます。選抜メンバーは予測されるありとあらゆるユーザーからの質問事項と回答を事前に考え、システム開発者にも分かりやすく説明・情報共有しておき、開発システムの設計段階で可能な限りユーザーからの質問を低減する仕組みを取り入れてもらいます。

プレゼンテーション大会の実施

5回の研修と事後課題をふまえて練り直した企画書を用いて、経営者層に向けた社内IT化の発表会を実施します。部署内でじゅうぶんに練り込み、検証した結果を要望書として正確にまとめ、アウトプットすることの重要性を体感いただく機会としていただきます。

研修のプロがお答え 全力Q&A


                

講師

お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。

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