行政(自治体・官公庁)職員向け
役職に応じた政策形成スキルを階層別教育で強化するプラン
プランNo.299
プランの概要
- 行政(自治体・官公庁)向け
- 主事・主任、係長・主査級職員
- 階層別教育に組み込む
政策形成に求められる3つのスキル「①課題を特定し解決する」「②企画を資料で表現する」「③住民のニーズを政策に反映させ推進する」を、役職に応じたレベルで強化する
課題解決の流れ
現状の課題
このような課題を解決する施策をご提案いたします
- 【住民ニーズに対応できない】住民のニーズが多様化しており、その要望にうまく対応できない。地域の問題・課題に対する、職員のアンテナが弱い
- 【職員のスキルが低い】精度の高い政策形成を企画・立案できる職員が少ない
問題の要因
- 住民の声を把握する調査や分析が充分にできていない
- 物事を批判的に捉え、仮説を立てて考え行動する習慣がなく、前例踏襲を良しとする風土である
- 時間をかけて、数年後に政策形成ができるようになることを見据えた教育がなされていない
解決策
課題を解決するソリューション例をご紹介いたします
- 政策形成の立案・推進に必要な能力・スキルを高めるために、役職のレベルに応じた研修を階層別教育に組み込む
- 主事向けには問題解決の基本となる考え方を、主任向けには意図をわかりやすく表現する力を高める研修を実施する
- 係長・主査向けには住民のニーズを政策に反映させ推進するスキルを身につける研修を実施する
プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)
政策形成に必要な「①課題を特定し解決する」「②企画を資料で表現する」「③住民のニーズを政策に反映させ推進する」の3つの能力を高める研修を階層別教育に組み込み、役職ごとのレベルに応じた研修を行うことで、政策形成の立案・推進ができる職員を継続的に育てます。
課題を特定し解決する(主事向け)
本研修では、クリティカルシンキング(批判的思考)を「たとえ論理的に正しいと思える事柄であったとしても、鵜呑みにせず疑ってみることで、そこにある本質を見抜くための思考法」と定義します。この思考法を身につけることで、今までは気づくことができなかった、日常業務に潜む問題を発見する力を養うことができます。
「6つの視点」によって問題を発見し特定する力、どの問題を優先して解決すべきかを明確にする力、解決に向けて問題の「真の原因(=真因)」を分析する力を身につけます。そのうえで、真因の解決策を検討し、演習を通じて実行プランを策定することで現場での実践につなげていただきます。
企画を資料で表現する(主任向け)
図解によって複雑な情報を整理する手法を体得し、物事を相手にとってより分かりやすく伝えられるようになることをねらいます。
様々な情報を一目でわかりやすく伝えるため、簡潔に資料を作成するスキルを習得します。
講義と演習を通じ、「通る」企画書を実践的に作成していただきます。
住民のニーズを政策に反映させ推進する(係長・主査向け)
政策形成においては、現状を踏まえて住民などのニーズを収集し、それらを総合した形で行う必要があります。本研修は、仮説とそれを検証するための手法としての公共マーケティングの基本を学習します。
自治体において、各々の地域の課題に沿った政策形成が強く求められています。本研修では、そうした背景を踏まえて、CS(住民満足)向上のために新しい政策を発想するコツをお伝えします。
パワーポイントプレゼンテーション研修~基本スキル習得編(1日間)
本研修ではパワーポイントを効果的に使用し、説得力のあるプレゼンテーションをするためのスキルの習得を目指します。パワーポイントの操作面に重点を置く、あるいはプレゼンテーションスキルを向上させるなど、強化したいポイントに合わせたプログラムのカスタマイズが可能です。
研修のプロがお答え 全力Q&A
講師
お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。
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施策の効果を高める +α のソリューション例
人事サポートシステムLeafをご用意しております。受講者との連絡や出欠確認など、研修事務の効率化をはかる「研修管理」機能や研修内容の定着させる「課題・テスト」「動画教育」機能など、豊富な機能がございます。