2010年新人教育担当者アンケート

32．受入のための社内調整で困ることは何ですか？

・受入先との調整不足で困っている

・新人だけでなく、各部署の希望も考慮する必要がある

・研修関連では、実施内容や日時に困ることが多い

回答が一番多かったのは、「受入先の不満・意見の相違」でした。いざ新人を配属しようと思っても、受入先にも希望があるため、折り合いをつけるのが難しいようです。
部署側と意見が合わなくなる点として「新人は投資人材だが、部署は即戦力を求めてくる」「新人をアルバイト感覚で捉え、『人数が足りないから欲しい』という」「教育も仕事のひとつ。それを理解してもらえない。」というものが挙がっていました。ほかの意見からも、通常業務の一方で新人教育をすることに困難を感じている人が多いことがうかがえました。
研修関連では、日程や内容の決定に悩んでいる人事担当の方が多いようです。
一方、「特になし」という理由について、「早めに準備を進めているので」「現場の理解がある」という答えが出ており、いずれにせよ、現場の理解や受入の準備は重要な課題であるといえるでしょう。