管理職向け
「自分がやる方が早い」から卒業し仕事を部下に渡すプラン
プランNo.436
プランの概要
- 全業界向け
- リーダー・管理職層
- 約3カ月
メンバーに任せる仕事を洗い出す、相手の特性に応じた依頼方法を検討する、任せた後も並走するという3ステップに欠かせない考え方や実践スキルを3カ月で体得するプラン
課題解決の流れ
現状の課題
このような課題を解決する施策をご提案いたします
- 【次期リーダー候補が少ない】中堅層がうまく育っておらず、チームの仕事が円滑に進んでいない場面が見られる
- 【メンバーの指導ができていない】管理職・リーダー層が下位メンバーをうまく指導できずにいる
- 【指示待ち・抱え込みが起こっている】一般職メンバーがいつまでたっても指示待ちの姿勢である。一方、管理職層はプレイヤーの仕事をいつまでも持ち続けていて、全社的に生産性が低い
問題の要因
- 部署やチーム内で階層に応じた業務分掌、果たすべき責任の範囲を明確に定められていない
- 業務をブレイクダウンしてメンバーに説明する力や、プロセスごとに分解して采配するスキルが低い
- 管理職層が責任ある仕事を下層社員に任せることを怖がっている節がある
解決策
課題を解決するソリューション例をご紹介いたします
- 自分が果たすべき業務を認識するとともに、部下個々人の特性に合わせた業務の切り出し方を学ぶ研修を実施してテクニックを体得する
- 仕事を任せっぱなしにするのではなく、適切なフォローや支援を継続して定着を図る仕組みを構築し、積極的にその業務に取り組む部下の前向きな気持ちを醸成させる
- 研修と研修の間に一定の期間を設け、学んだことを自分が所属するチームや部署の業務のどの部分に適用できるかを考える機会にする
プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)
全3回のうち、初回は仕事を任せるにあたっての心構えや概要を把握する研修を実施します。2回目のプログラムでは、チームや組織の課題に合わせてタイムマネジメントやダイバーシティ推進の観点から適切な業務の切り出し方を考えます。最後に、メンバーの意欲を高めるフォローアップのコツを学び、現場での確実な実践につなげます。
1回目:勇気を出してメンバーに仕事を任せることが組織のためと認識する
1回目は、なぜ仕事をメンバーに次々に渡していく必要があるのか、そのメリットを理解し、委ねることを阻害している要因にアプローチする研修を受講します。本プログラムでは任せるべき業務の洗い出し方や渡すタイミング、部下をやる気にさせるポイントなど、「任せ方の大枠」をつかむことが目標です。次回研修までに、自身が無意識に抱えこんでいる業務がないかを検討いただきます。
2回目:状況に応じた仕事の任せ方があることを知る(実施時期は1回目研修の約1か月後を想定)
①恒常的に残業が多いチームの働き方を変えたいなら
定時に仕事を終わらせる!タイムマネジメント力強化研修~基準を設けて仕事を任せる(1日間)
仕事を他者に渡したとしても、そのことでチーム全体の残業時間が大幅に増えてしまうようでは意味がありません。任せる相手の成長と生産性をうまくバランスさせるという視点も大切です。自分がやるべき仕事かという判断の前に、そもそもチームや組織にとって必要な仕事かどうか、その作業フローが適正かどうかを充分に検討・確認したうえで下位メンバーに落とすことを学びます。ここでインプットしたことを、3回目の研修までに現場で実際に試していただきます。
②ダイバーシティ推進と業務の円滑な進捗を両立させたいなら
管理職研修 個々の強みを生かした仕事の切り出し方編(半日間)
四肢を自由に動かすのが難しいメンバー、Excel操作が苦手なシニアスタッフ、あるいは勤務日数や勤務時間に制限のある契約社員など、様々な個性や雇用形態の協働を叶えるには、相手の特性に応じた配慮が欠かせません。仕事の分解の仕方や依頼の方法を特性に応じて変えていく必要があります。それぞれが戦える場所を用意するのも、管理職・リーダー層の役割のひとつです。通り一遍のやり方ではうまくいかないことを踏まえて、自分の管理するチームにふさわしい任せ方をこのあとの1カ月間、模索してもらいます。
3回目:渡して終わりでは無責任。困ったらいつでもフォローできる体制を作る(実施時期は2回目研修の約1か月後を想定)
フィードバック研修~助言と対話を活用し、部下・後輩をサポートする(1日間)
仕事を任せられた相手は、「自分にできるのか」と不安を感じるものです。任せた仕事の最終的な責任はあくまで自分にあることを自覚し、誤った行動やリスクが生じているようであれば速やかに是正を図ります。うまくいっているか・困っていることはないかを気にかけ、さらなる成長を後押しするスキルを磨きます。本研修受講後に時間をおかずメンバーと面談を実施して、学びをアウトプットいただくように促します。
研修のプロがお答え 全力Q&A
講師
お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。
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施策の効果を高める +α のソリューション例
研修前後にご利用いただける、アセスメントサービスもございます。各階層の現状のスキルを「見える化」し、研修効果を確認することができます。
お客さまが今、紙やExcelでお使いの人事評価シートをそのままWEB化して、運用を効率化していただく人事評価シート WEB化サービスがございます。過去の評価結果や、今まで受けてきた教育の履歴がシステム上で一元管理することができます。