【速報!】2011年インソース研修増加率ランキング
2011年12月30日
おかげさまで、インソースの研修実施回数は、直近の1年で6,583回(集計期間:2010年10月1日~2011年9月30日)となりました。
そのなかから、年間50回以上の実施し、かつ前年から大幅に増加した研修を分析したところ、世相を反映した結果が得られましたので、ご報告いたします。
■2011年を振り返って
3月の震災後、2011年は、「変わらざるを得ない」、変革が求められる年となりました。
また、日本全員で一致団結して協力して未曾有の危機をのりこえていこうという機運が高まり、今まで以上に組織に属する一人一人の高い意欲が求められました。
【第1位】リーダーシップ研修(228%UP)
~激動の時代を乗り切る強い変革リーダーが求められた~
批判・失敗をおそれず判断できる、変化を率先できる、強い変革型リーダーが求められるようになりました。リーマンショックによる経済停滞以降、インソースでは、年々、リーダーシップ研修の実施件数が増加していましたが、震災直後から、一気に2倍以上に急増しました。
◆リーダーシップ研修
◆リーダーコミュニケーション研修を語る
【第2位】評価・考課者研修(180%UP)
~組織を強くする人材を育成するための人事評価に変化~
一致団結型の経営へと移行してきた民間企業は、成果主義評価から組織貢献重視評価へ評価制度も見直されてきました。その変化に伴い、適切な評価の仕方、評価軸をあわせるための評価・考課研修の件数も1.8倍に増加しました。また、OJTが重視されてきたことに伴い、人材育成のための評価という見方が強まり、適切な面談・フィードバックの仕方も多くのご要望を受けました。
◆評価・考課者研修
◆評価者・考課者研修~実績と受講者の声
【第3位】業務改善研修(172%UP)
~「現状を疑う」「ヒヤリハットを放置しない」機運が高まる~
今年特徴的だったのは、全国的に業務改善への意欲が高まってきたということです。震災の影響で、各企業・自治体で様々なリスクが浮き彫りになり、これをきっかけに日常的な業務の見直しを試みる動きが生まれました。インソースでは、「対症療法では終わらない、仕掛け作り」を重視した業務改善研修が好評で、昨年の1.7倍に増加しました。
◆業務改善研修
◆【公開講座】業務改善研修
◆社長・舟橋が語る‐節電プロジェクト[1]節電は業務改善
【第4位】OJT研修(163%UP)
~現場育成への注目が高まった~
社員全員がリーダーとなれるような育成風土を構築すべく、現場育成への注目が高まり、各現場での戦略的なOJTが重視されるようになりました。OJTトレーナーを担う中堅社員層だけでなく、職場全体で現場育成に取り組むためのOJT研修が1.5倍以上に増加しました。
◆OJT研修
◆OJT研修(部下指導・育成計画作成)なら、インソースがおすすめ
【第5位】CS・接遇向上研修(148%UP)
~改めて基本に立ち返る、CSの重要性が再認識される~
社会不安が高まり、人々の心に余裕がなくなったことから、応対者側のCS・接遇の重要性が改めて意識されました。インソースのCS・接遇向上研修も約1.5倍の増加をとげ、受講者様からも、「今だからこそ基本に立ち返ることの重要性を認識した」とのお声をいただきました。
◆CS・接遇向上研修
◆行政向け住民満足向上
■2012年の予測
企業が組織力強化に動く傾向がみられたことから、2012年は引き続き「リーダーシップ研修」、「OJT研修」など、現場を強くする研修が増えると予測されます。