
近年、仕事の効率化やコスト削減を目的に業務改善が行われる一方、トラブルやクレームを防止・回避するためのリスク管理に 対する仕事の比重が高まっています。そこで、事務リスク対策の要諦を的確につかむことが可能な事務リスク管理研修をご紹介いたしました。
近年、仕事の効率化やコスト削減を目的に業務改善が行われる一方で、トラブルやクレームを防止・回避するためのリスク管理に 対する仕事の比重が高まっています。具体的には、業務改善のために「業務プロセスを削減」する一方で、リスク管理のために 「チェックプロセスを増やすべき」など、クルマのアクセルとブレーキを同時に踏むといったような状況になっていることも少なくありません。 確かに、「あっち立てればこっち立たず」のトレードオフの関係になることもあります。しかし、業務改善とリスク管理を対立関係ではなく、 バランスよく両者とも実施していくことも可能です。
事務リスク管理も通常の仕事と同じで、結局どんな仕事があり、それがどんな性格を有する仕事なのかを正確に把握する事がスタートです。 その上で、現場における問題点を洗い出します。また、あわせて、リスクをはかる尺度を決めていきます。 事務リスク管理は全体最適前提に実施されなければいけません。また、楽しくないと続きません。「リスク管理をしっかりやった結果、仕事も楽になった」という状態がが求められる姿です。 よって、リスク管理は仕事をムリ・ムラ・ムダなく楽しく行う業務改善の考えに基き、仕事の中に潜む危険(リスク)を防止するしくみを手順の中に入れ込むことが重要です。
まず、仕事の性格を意識しながら業務を整理することが重要です。 事務リスク上は、業務を3種類に分けるのが実践的です。
業務の整理にあたって、具体的にミス・トラブル事例にどのようなものがあったかを洗い出す作業が重要です。 トラブル事例があらかじめわかっていれば、実際にミスやトラブルが起きたときの対応策は円滑に進みます。ミスが多発しているような場合は、システム化や標準化によりミスを減らす余地が見つかるはずです。
業務の課題が掌握できたところで、事務リスクの防止策を検討することになります。
インソースでは、お客様のご要望に応じてカリキュラムをカスタマイズし、最善のソリューションをご提案させて頂きます。研修の企画・実施でお悩みの際は、お気軽にお問い合わせ・ご相談下さいませ。