■CS改善のために
経費削減の中、新商品や大規模な販促に頼らず、「顧客満足度」を高めて売上を上げよう!という企業が大変多くなっています。ただし、とにかく精神論で「接客を強化しよう!」という様なCS改善運動だと、なかなか良い結果を生みません。まず、必要なのは、自分たちの提供している「サービス」の客観評価です。日常を離れ、自分たちのサービスを客観評価し、考える事ではじめて何をなすべきかが分かり、「改善」に意識が向き、行動や対応を変えることが可能です。また、当たり前の事ですが、「CS」は相手によって、求めている事が違います。顧客は一様でありません。よって、少なくとも顧客層を自分たちの頭で徹底的に分析し、理解し、それを踏まえて、CS向上策を行う事が求められます。
■CSは総合力で勝負!
実際、トップが急に「階層別研修を見直せ!」と言うときというのは、組織の構造改革を考えているときです。その背景には、以下のような3つの要素が挙げられます。
■「調査型CS研修」の実施方法
- ステップ1:当社が目指すCSを定義する
- ステップ2:調査対象顧客セグメントを決める
- ステップ3:調査項目を決める
- ステップ4:調査先を決める~他業種のサービスとも比較してみる
- ステップ5:調査シナリオを作成する
- ステップ6:調査を実施する
- ステップ7:調査報告書を作成する
- ステップ8:サービス改善案を作成する
- ステップ9:経営トップも参加するCS調査・改善発表会の実施