中堅社員のお悩みトップ3‐これまでの事前課題を分析しました!
事前課題には受講者の"生の"悩みが書いてある
そもそも「事前課題は何か?」というところを簡単にご説明いたします。弊社では、研修実施前に「研修で知りたいことは何か?=受講者の皆さまのお悩み」をお一人お一人に書いていただいております。(大体200字程度×2~3問)。この内容をテキストや研修内に盛り込み、1つでも受講者の皆さまに持ち帰っていただける内容を盛り込める研修にしています。
【研修前のお手伝い~事前課題】
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民間企業の中堅社員の悩みトップ3
さて、今回は「民間企業の中堅社員(2~5年目)の社員」の皆さまに注目して分析したものをご紹介いたします。皆さまが抱える悩み、トップ3は以下の通りです。
- 知識・経験が不足している
- サポート体制が少ない
- 業務量が多すぎる、時間が足りないと感じている
知識・経験が不足している~「もう○年目なのに・・・」
お客さまや社内から「もう○年目なんだから」と求められるレベルに対し、知識不足・経験不足から、仕事をうまく回せない、と悩んでいる方が多いようです。また、自分が考える「もう○年目なんだから」というレベルに対し、自身の知識・経験値を物足りなく感じたり、至らないことによる不都合を感じる方が多いようです。
▼お悩み例
- お客さまは、「銀行員は何でも知り、何でも正確に行う」という考えで私たちと接するが、一方で、自身のスキルがお客さまの要求水準に達していないと感じる。かといって、お客さまの前で「分かりません」と言うと、「この人、大丈夫?」と思われ、取引やセールスに影響するのではないかと考えています。(金融業界 2~3年目)
- やりとりをする方は、目上の方が多く、職務経験も自分より長い。当然、幅広い知識力が必要となる。知識についてのみならば、本等で勉強できるが、やはり様々な経験値が必要とされる。そういった場合、新卒で配属となり、他の部門での実務経験がない自分にとっては、まだまだ視野がせまく、仕事を進める上で難しいなと感じることが多い。説得力に欠けてしまう。(メーカー 5年目)
サポート体制が少ない~不安や、わからないことが多い
新入社員の頃は、丁寧に指導してもらえたかもしれませんが、2年目以降になると途端に手を離されてしまいます。仕事の進め方や、自分が何に求められているのかがわからなくなり、不安を抱えている中堅社員が多いようです。
▼お悩み例
- 仕事の進め方についてまだ、少し迷ったり、苦手だと思うことがあります。与えられた作業について、どこまで自分で判断してよいのかなどがわからず、作業が遅れたり、ミスをしたりした経験があります。これらを克服するためには、上司への報告、連絡、相談をこまめに行い、その中から自分で判断できることを少しずつ増やしていく必要があると感じています。(IT業界)
- 自分が入社して4年が経過しましたが、自分の能力が向上しているか、会社の役に立てるような方向へと進んでいるかが不安です。また、周りの人と比べてどういった部分が不足か、必要な能力はなにかがよくわからず、今後のキャリアアップを目指していく中で、モチベーションが低下する恐れがあります。やりがいや具体的な目標を見つけることが課題となっております。(メーカー)
業務量が多すぎる、時間が足りないと感じている~もっと効率的にやりたい
現状行っている仕事について、もっと効率的にやりたい、と考えている方が多いようです。そのために、自分のスキルアップやスケジュール管理をしたいのですが、そのための時間を捻出できず、実践できないでいる、というのが現状のようです。
▼お悩み例
- スケジュール管理が徹底できていません。また、初めての出来事で対応の難しい問題が発生したときに、後回しにしてしまう傾向があるため、期日が迫ってきた際に時間に余裕が無くなり、焦って行動し失敗する結果になってしまいます。今後の課題として、スケジュール管理を徹底し、どんな仕事でもスピード感のある行動が起こせるようになることが挙げられると思います。(マンション管理業界)
- パソコン操作に関する知識があまりなく、データ集計等ほかの方より時間が掛かってしまう事を常々感じています。パソコンに関しては勉強をしていけばスキルアップにはなると思いますが、現状時間がありません。(事務子会社)
これらのお悩みに対応する研修を、インソースはご提案しております。中堅社員のお悩みは各社様々です。ぜひ一度、ご相談ください。
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