内部統制の効率化・高度化に向けた実践的方策

人事/総務/財務/法務

内部統制の効率化・高度化に向けた実践的方策

実践重視のプログラムで「わかる」を「できる」に!

No. k171714

受講対象target

内部監査部門において内部統制関連の業務を担当されているご担当者

講義のねらいoutline

財務報告に係る内部統制報告制度が導入され、複数年が経過しました。各企業は多大な経営資源を投入しましたが適用当初に多少の非効率を認識しながらも対応した内部統制報告制度について、制度対応プロセスの費用対効果の向上や、整備・構築と評価体制のあり方を見直し、内部統制の「効率化」と「高度化」を図りたいと感じている企業は少なくありません。
効率化・高度化に取り組むにあたっては、制度対応として達成すべき水準・ポイントを理解したうえで、非効率な部分を減らし(効率化)その結果生まれたリソースを企業が本来個々に持つべきモニタリングの仕組みに割り当てること(高度化)という手法が有効です。その際には、企業が制度対応を超えて内部統制・リスクマネジメント態勢をどう構築するかに関する、経営者の長期的なビジョンの明確化が重要です。
内部統制の効率化は、がむしゃらに作業を削減すれば良いわけではなく、制度上の要点を押さえたうえで、統制にかかるコストの各構成要素(整備コスト、運用コスト、評価コスト等)をそれぞれに分解して考えることが有効です。
整備コスト及び運用コストを削減するには、例えば文書化のありかたの見直し、リスクやコンプライアンスに係る統合的な管理のフレームワーク構築によるプロセスの合理化、IT及び文書・データ管理ツールの合理的活用の実現といった中長期的な視野での検討が必要です。
評価コストの削減は、例えばキーコントロールや評価対象範囲の大胆な絞り込みや、サンプル数の再検討、自動化統制の比率向上等の施策が考えられます。
内部統制の高度化は、内部統制が対象とするリスク範囲の拡大や、より経営管理と一体となったリスク管理活動の構築等によって達成されます。
また、ガバナンス、リスク、コンプライアンスに係る統合的な管理のフレームワークを経営に取り入れ、これらの活動の最適化を目指す取組みを行うことも内部統制の効率化・高度化の双方を実現する中長期的取組として、検討に値します。

主催団体organizer

本コースは、一般社団法人企業研究会が主催しております。

研修プログラム例program

内容
13:00~17:00

1.内部統制の効率化・高度化の必要性

  • (1)効率化・高度化の目的・必要性
  • (2)求められる高度な経営課題に関するリスク管理の仕組み
  • (3)現場で起こっていること(内部統制報告制度対応にありがちな課題)
  • (4)内部統制報告制度対応を経営管理の向上に活かすために

2.内部統制報告制度対応の効率化策

  • (1)内部統制にかかるコストの構成要素
  • (2)内部統制の「整備コスト」削減のポイント
  • (3)短期的対応(過剰な文書化要求の見直し、会計以外の統制の文書化の不要化、文書類の管理方法の見直し等)
  • (4)中長期的対応(CAATS/文書管理ツール等のITツールの活用による文書管理作業の効率化等)
  • (5)内部統制の「運営コスト」削減のポイント
  • (6)分析的手続等のモニタリング手続の一層の活用
  • (7)全社統制・IT統制の充実化による運用コストの低減
  • (8)統制評価目的のみの帳票作成の見直し 等
  • (9)内部統制の「評価コスト」削減のポイント
  • (10)評価対象コントロール数の削減
    •  ・評価範囲の見直し、キーコントロールの削減、システム統制等の拡充
  • (11)1コントロール当たりの評価負荷の削減
    •  ・サンプル数の見直し、認識すべき不備の定義見直し 等
  • (12)効率化事例の紹介

3.制度対応の枠を超えた効率化・最適化

  • (1)モニタリングの最適化とは
  • (2)内部監査機能の強化
  • (3)モニタリングの統合
  • (4)リスク・コントロール管理の一元化 (「GRC」のコンセプト紹介)

※コンサルティング業、士業の方など、講師とご同業の方のお申し込みはお断りする場合がございます。

注意事項notice

※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。

【事前に必ずご確認の上お申込みください】
※事前のお席の確保などのご対応致しかねます。
※お申込み内容は、翌営業日以降に確定いたします。
※お申込み後、満席などでご受講できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。満席の場合は、別途ご連絡申し上げます。

◆受講形式のご案内
【オンライン受講の方】
オンラインには、開催形式が<zoom開催>と<LIVE配信開催>の2つがございます。

開催日や研修内容により、開講形式が異なります。
該当される開催形式のご案内をご確認の上お申込ください。

ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に下記の「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。

<zoom開催> 講師の方や他にご参加の方とのやり取りが可能
動作確認ページ

<LIVE配信開催> ご聴講のみ
動作確認ページ
ID livetest55
PASS livetest55

※LIVE配信は、企業研究会様の協力会社である、株式会社ファシオ様のイベント配信プラットフォーム「Delivaru」を使用されております。
お客様の会社のネットワークセキュリティによってはご視聴ができない場合もございますので必ず【動作確認】をしていただいた後に、お申込ください。

※オンライン受講の場合、視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催日の1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。

【会場受講の方】
お申込時に、会場情報(住所・アクセス方法)をご確認ください。
筆記用具はご自身でご準備ください。

お申込み後のキャンセルにつきましてはこちらをご覧ください

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

講師instructor

KPMGコンサルティング株式会社 マネジャー 伊勢 悠司氏

最新作・ニュース

新卒採用募集中
ページトップへ
年間実績公開講座の年間実績
受講者数※1
147,500
開催数※1
14,529
講座数※2
4,706
WEBinsource
ご利用社数※2
25,701

※1 2024年4月~2025年3月

※2 2025年3月末時点

研修を探す
開催地で探す
階層で探す
テーマで探す
コースマップで探す
日程で探す
課題・状況で探す
講師派遣型研修

お客さまの課題に応えるオーダーメイド型研修

研修一覧
オンライン人材育成

オンライン人材育成

企業内研修は、すべてオンラインで実施可能です

動画教育・eラーニング

動画教育・eラーニング

データやDVDの買い切り、レンタル視聴、定額制見放題など、様々なプランでご提供します

メールマガジンのご登録

コンテンツクリエイターズワークス

生理の貧困対策支援PJ(企業向け)全力Q&A

生理の貧困対策支援PJ(自治体向け)全力Q&A

生理の貧困対策支援PJ自治体のお声

新作研修4月30日更新

業界随一の研修開発力を誇る
インソースの最新プログラム

コア・ソリューションプラン
の新作情報
4月08日更新

250種類以上のコンサル事例!
組織の「したい!」に全力で応える

おすすめリンク

人材アセスメント

HP作成・WEBコンサル

読み物・インソースコラム


当サイトでは、サイトの利便性向上のため、クッキーを利⽤しています。
サイトのクッキーの使⽤に関しては、「クッキーの管理方法について」をご覧ください。

同意します