技術者・研究者、研究開発を支援するR&Dスタッフ(企画部門・知財部門・調査部門)の方
No. 99K231204
技術者・研究者、研究開発を支援するR&Dスタッフ(企画部門・知財部門・調査部門)の方
特許は、技術の詳細だけでなく、顧客のニーズも含む世界最大のイノベーション&マーケティングデータベースです。特許情報を戦略的に活用できるか否かは、企業の成長を大きく左右します。特許情報を効果的に活用する手段として、パテントマップツールを用いた可視化が行われています。
しかし、図示にとどまり、研究開発や事業化に十分活用されていないのが現状です。そこで、本セミナーでは、情報分析の基礎として『情報の見える化・構造化』を学んで頂いた上で、以下の2つのタイプのパテントマップについて、初心者から上級者への道筋について、実践な活用方法を事例とともに解説します。
さらに、各プロセスにおいて、スキルにあわせた生成AIの活用方法を解説します。 ①内容解析型パテントマップ:技術の構成や進化などを見える化し、テーマ創出や課題解決などを推進。②統計解析型パテントマップ:特許件数を見える化し、開発方向性などを判断。
1.パテントマップ概論
(1)よくある情報分析の失敗
・なぜ、パテントマップが役立たないのか?
(2)可視化・見える化・構造化の定義
・見える化することで情報から知識・知恵を生み出すことができる
(3)パテントマップの定義
(4)パテントマップの種類と研究開発・事業化を促進するための活用シーン
・内容解析型パテントマップ(定性分析)、統計解析型パテントマップ(定量分析)
(5)初心者~上級者の知識・スキルの違い、上級者への道
(6)特許庁提唱IPランドスケープにおけるパテントマップの位置づけ
2.特許情報分析の基礎知識とスキル(情報分析リテラシー)
(1)分析とは? ・・分析において、全体と切り口がポイント
(2)3つの基本思考
・目的思考 ・仮説思考 ・構造化思考
(3)構造化演習・討議
・なぜ、構造化を行うことで切り口・アイデアを生み出せるのか?
・よく特許で行われている分類との違いは何か?
(4)情報源としての特許情報の理解
・技術情報 ・市場・顧客情報 ・技術戦略情報 ・特許情報活用の原則
3.内容解析型(アイデア創出)パテントマップの活用
(1)内容解析型パテントマップとは?
(2)パテントマップ活用基本プロセス
・目的・仮説設定 ・マップ作成 ・アイデア創出
(3)マップ活用事例
・Map(基本構成図、ビジネス俯瞰図) ・iMap(技術の構造化・自社技術からの顧客価値創出)
・eMap(対象業界の時系列動向) ・cMap(未来の革新的テーマのヒント)
(4)演習 特許情報をもとに切り口を考える
4.統計解析型(動向分析)パテントマップの活用
(1)統計解析型パテントマップとは?
(2)パテントマップが役立たない原因
(3)統計解析型パテントマップを役立つようにするためのルール
・目的と仮説の設定、シャープな仮説 ・目的を実現するための母集合 ・目的を実現するための分類
・重要マップの理解(時系列動向、2軸マップ) ・ビジネスフレームワークの理解
(4)代表的な統計解析型パテントマップの活用
・時系列出願動向 ・出願人別時系列出願動向 ・競合他社比較 ・ポートフォリオ
(5)演習 パテントマップ作成の基本、実践ミニ演習
5.スキル向上・組織的活用のヒント
(1)スキル習得の原則・トレーニング方法
(2)スキルのレベル別習得方法
・初心者の勉強の方法 ・初級者~中級者の勉強方法
(3)部門別(R&D、知財・調査部門)の進め方
・技術者・研究者の活用ポイント ・知財部門担当者における活用ポイント
6.サービス紹介・質疑応答
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
【事前に必ずご確認の上お申込みください】
※事前のお席の確保などのご対応致しかねます。
※お申込み内容は、翌営業日以降に確定いたします。
※お申込み後、満席などでご受講できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。満席の場合は、別途ご連絡申し上げます。
◆受講形式のご案内
【オンライン受講の方】
オンラインには、開催形式が<zoom開催>と<LIVE配信開催>の2つがございます。
開催日や研修内容により、開講形式が異なります。
該当される開催形式のご案内をご確認の上お申込ください。
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事前に下記の「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。
<zoom開催> 講師の方や他にご参加の方とのやり取りが可能
動作確認ページ
<LIVE配信開催> ご聴講のみ
動作確認ページ
ID livetest55
PASS livetest55
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※オンライン受講の場合、視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催日の1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
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筆記用具はご自身でご準備ください。
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株式会社ケミストリーキューブ エグゼクティブコンサルタント 葉山英樹 氏
実践重視のプログラムで「わかる」を「できる」に!