法務部門、知的財産部門、IT部門、デジタルマーケティング部門、監査部門、総務部門など関連部門のご担当者様
法務部門、知的財産部門、IT部門、デジタルマーケティング部門、監査部門、総務部門など関連部門のご担当者様
企業において個人データの利活用のニーズが高まっていますが、検討が不十分なまま利活用を行うと執行リスク・炎上リスクが伴います。そこで、個人データの利活用について、正しい法的整理をすること及び単に法的な説明が一応つくというレベルを超えて、プライバシーに配慮した対策を講じることは、執行リスクを防ぐのみならず、炎上リスクを低減する上で益々重要になってきています。
本セミナーでは、アドテクノロジーの導入及び第三者提供規制を中心に実務上問題になりやすいデータ利活用の論点についての実務上の対応のポイントについて、最新改正と近時の解釈動向を踏まえて解説します。
本講義は、一般社団法人企業研究会が主催しております。
1.個人データの利活用についての個人情報保護法上の規制の基礎(約30分程度予定)
(1)利用目的の特定、通知・公表義務、適正取得義務、要配慮個人情報規制の基礎
(2)実務上、プライバシーポリシーに記載すべき内容
(3)データ利活用において持つべき重要な視点
2.個人データの第三者提供規制対応の基礎と実務(約50分程度予定)
(1)第三者提供についての基礎(規制の概要及び提供元基準説の考え方)
(2)社内での個人データの加工により、第三者提供規制を免れるか
①容易照合性への留意
②匿名加工情報の存在意義と活用の仕方
③統計情報(非個人情報)として個人情報に関する規制を免れるためにはどうするか
(3)委託の限界の基礎
(4)共同利用の限界、共同利用を行う場合の実務上のリスク低減措置
(5)第三者提供に関する同意の取得の仕方についての実務上のポイント
(6)改正による外国にある第三者への個人データの提供制限の強化の実務上の影響
3.アドテクノロジー導入の実務上のポイント(約85分程度予定)
(1)日本におけるクッキー等規制全体像(個人関連情報との関係・JIAA自主規制等)
(2)電気通信事業法改正による外部送信規律の導入によるクッキー等規制の内容
①規律適用の有無
②実務上の対応方法
(3)「個人関連情報」の規制が及ぶ場合についての整理(第三者がタグによりデータを取得するケースの整理等)/「個人関連情報」の規制が及ぶ場合の対処法
(4)クッキー同意管理ツールの要否と実装方法の実務~グローバルの規制動向も踏まえて~
(5)アドテクノロジーの事例で考える委託の限界の実務
①委託が第三者提供にあたらない理由と委託の限界を超える事例の具体例
②委託先において委託元のデータと委託先のデータや他の委託元のデータを混ぜるケースについてのケーススタディ~いわゆる「混ぜるな危険」論の射程についての実務上の考察~
③委託の限界を超えた場合の委託先と委託元それぞれにおける効果
④同意の取得により回避を行う場合の留意点
⑤データクリーンルームについての実務上の整理~委託の限界との関係~
(6)日本におけるプロファイリング規制の現状
4. 質疑応答(約5分程度予定)
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
【事前に必ずご確認の上お申込みください】
※事前のお席の確保などのご対応致しかねます。
※お申込み内容は、翌営業日以降に確定いたします。
※お申込み後、満席などでご受講できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。満席の場合は、別途ご連絡申し上げます。
◆受講形式のご案内
【オンライン受講の方】
オンラインには、開催形式が<zoom開催>と<LIVE配信開催>の2つがございます。
開催日や研修内容により、開講形式が異なります。
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<zoom開催> 講師の方や他にご参加の方とのやり取りが可能
動作確認ページ
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動作確認ページ
ID livetest55
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お申込時に、会場情報(住所・アクセス方法)をご確認ください。
筆記用具はご自身でご準備ください。
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森・濱田松本法律事務所 パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士 田中浩之 氏
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