研究開発部門、研究企画、技術企画、新事業開発部門、経営企画、商品企画などの部門の方々で、-テーマ創出に携わっておられる方 -テーマ創出の仕組み構築に携わっておられる方 -潜在ニーズ探求に関心のある方
No. 99K242066
研究開発部門、研究企画、技術企画、新事業開発部門、経営企画、商品企画などの部門の方々で、-テーマ創出に携わっておられる方 -テーマ創出の仕組み構築に携わっておられる方 -潜在ニーズ探求に関心のある方
20年ほど前から、潜在ニーズを見つけることの重要性がさまざまな機会で、議論されるようになりました。なぜ潜在ニーズが重要かというと、潜在ニーズを充足することで、顧客に提供する価値、すなわち顧客価値を拡大することができるようになり、さらにその大きな顧客価値は顧客の数を拡大し、加えて潜在ニーズは無限に存在し尽きることはありません。その結果、継続的な大きな収益を生んでくれるからです。
しかし、現実にはほとんどの企業で、この潜在ニーズを見つける具体的かつ体系的な活動を行ってはいません。それは、潜在ニーズの重要性が明確にとらえられておらず、また潜在ニーズを見つけることは必ずしも簡単なものではなく一方で、潜在ニーズを見つけるための具体的な活動とはどのようなものかが、理解されていないためです。
本セミナーにおいては、市場の潜在ニーズを見つけることの重要性を詳しく議論した後、市場の潜在ニーズを見つける具体的な活動を、大きなフレームワークを提示した上で、そのフレームワークを実行する具体的な活動を、事例を示しながら詳しく提示いたします。
本セミナーでは、以上より市場の潜在ニーズを見つける方法を学ぶことができます。
1.なぜ市場の潜在ニーズが重要なのか?
-キーエンスの例/日立の例
-潜在ニーズを見つける体制を構築することの2つの重要な意義
・大きな売上高と高い利益率を実現
・尽きぬ収益機会を提供
2.潜在ニーズを見つけるフレームワークとプロセス
-潜在ニーズの継続的収集のためのプロセスの全体像
-なぜこのような一見冗長なプロセスとなるのか?
・顧客は自分のニーズを明確にとらえてはいない(スティーブ・ジョブズ)
・提案をぶつけ続けると潜在ニーズが見えてくる(矢と的のアナロジー)
・そのために「製品アイデア候補の創出/進化」や「製品アイデア候補の顧客への提示」が必要となる
3.潜在ニーズ候補の抽出/進化
-競合他社や顧客がもたない広い視野で市場ニーズを探す
-市場ニーズを探すための2つの視野と活動
-その1:提供顧客価値を拡大する:顧客価値拡大モデル<VACES>
・顧客自身の製品・サービスの提供価値向上:日本触媒の例
・顧客の懸念・面倒の払拭:日東電工/IBMの例
・顧客の全体コスト低減:東洋電機の例
・顧客社員の作業環境や能力の向上:加賀屋/コマツ/日本ペイントの例
・顧客の社会的価値の向上:住友化学の例
-その2:市場を多面的に見る:市場を見る3軸とその活動<TAD>
・時間軸(Time)の施策
マクロ環境分析、シナリオプラニング、ライトハウスカスタマーの利用(島津製作所の例)、
顧客の先端部門とコンタクト(NEC/IBMの例)、〇〇先進国に目を向ける、顧客の本質ニーズをつかむ
(シマノ/ミルクシェイク/ホンダの例)
・分野軸(Area)の施策
顧客ではなく市場に目を向ける(バックホーメーカーの例)、広義の市場に目を向ける、
顧客の製品のライフサイクル全体を見る(テトラパックの例)、非顧客の無消費にも注意を向ける
(バイクメーカー/アルコール飲料メーカーの例)、途上国市場からインサイトを得る(花王/GEの例)、
数多くの顧客とコンタクトを持つ(ワコールの例)、一人、一社のニーズの背後には 千人、
百社のニーズがある(電子機器メーカーの例)、面で活動する(エーザイ/前川製作所の例)
-市場を多面的に見る:市場を見る3軸とその活動<TAD>
・深度軸(Depth)の施策
市場と直接の接点を持つ(日立/エーザイの例)、顧客の行動観察(ICIペイントの例)、
顧客を自ら体験する(化粧品材料メーカー/石野製作所/旭化成の例)、市場との継続的対話の実施
(みずほ銀行/村田製作所の例)、ラガードとコンタクトをする、顧客のコンサルティング
(島津製作所の例)、顧客の相談窓口の設置・活用(ディスコの例)、顧客のトレーニングの場の活用
(テルモ/ファナックの例)、顧客サイトに拠点を持つ(日東電工/日特エンジニアリング/
ゲストエンジニア制度/コマツの例)、顧客と共同で潜在ニーズを探る(日立の例)、サービス情報の活用
(シマノの例)、自社コア技術に基づく顧客との議論の場の設定(富士フイルム/ 3Mの例)
4.製品アイデア候補の創出/進化
-製品アイデア創出プロセス
・発散と収束を繰り返す
-タスク1:良いアイデアとはの定義
-タスク2:対象市場の選定
-タスク3:VACESの視点で潜在ニーズのリスト化
・効果的なブレーンストーミングの実施法
-タスク4:製品アイデア候補創出<1次>
-タスク5:製品アイデア評価・選択<1次>
-タスク6:製品アイデアまとめ<1次>
-タスク7~タスク9<2次>の活動
5.製品アイデア候補の顧客への提示
-「製品アイデア候補の顧客への提示」の目的
・提案を顧客にぶつけ続けると、潜在ニーズが見えてくる(矢と的のアナロジー)
-どういう形で製品アイデアを顧客に提示するか?
6.最後に
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※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
【事前に必ずご確認の上お申込みください】
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ベクター・コンサルティング(株) 浪江一公 氏
実践重視のプログラムで「わかる」を「できる」に!