健康経営に資する部下をメンタル不調にせず動機づける『管理職の会話技術』入門

受講対象

・部下とのコミュニケーションスキルを向上させたい方
・部下育成、部下の仕事への意欲を高めたい管理職の方
・社員のストレス対策、メンタルヘルス対策を担当するご担当者　など

講義のねらい

『健康経営』の鍵となるのは、現場での上司の部下への接し方やコミュニケーションの方法です。外圧的でなく、内発的に部下の動機づけを促すカウンセリング型コミュニケーションを、ワーク＆エクササイズを交えて学びます。

「動機」はその部下本人の中に存在すると考え、こちらから教えて与えていこうというよりも本人から引き出していくイメージです。1970年代にアルコール依存症の患者を対象にした行動療法からスタートした、医療現場で数多くの実績がある「動機づけ面接手法」を取り入れています。もし、貴方の部下がなかなか変わらない、仕事に意欲がない、否定的、抵抗的な発言が多い、叱られ慣れていない場合は、より効果を発揮します。

風通しの良い職場作りを目指している方や現在部下の指導に悩んでいる方、部下のモチベーションアップを目指している方にお薦めのセミナーです。

主催団体

本講義は、一般社団法人企業研究会が主催しております。

研修プログラム例

1.　健康経営の流れ

2.　今、必要とされる上司のコミュニケーションスタイル
（１）人気TVドラマから会話を考える
・従来型のコミュニケーション
・受け入れ動機づけるコミュニケーション

3.　「動機」はどこにあるか

4.　効果的　対人アプローチ
  （１）動機づけ面接手法の紹介
  （２）利用実績
  （３）コミュニケーション形式
  （４）行動変容ステージ
  （５）ゴール志向の４段階プロセス

5.　共感的に「らしく」話す基本
（１）エクササイズ：上司・部下の会話（それぞれの立場）

6.　自己変わりたい発言（チェンジトーク）

7.　OARS各技法

（１）どのように質問するか　「質問法」
エクササイズ：チェンジトークを引き出す
（２）上から目線でなく、「聞き返す」
エクササイズ：「聞き返し」「おうむ返し」「言い換える」「両面を聞く」「比喩」
「感情を聞く」「増幅する」など

（３）話の花束を作れ　「サマライズ」
エクササイズ：相手の会話を選別しまとめる

8.　総合演習
（１）エクササイズ：現場課題への取り組み

※コンサルティング業など講師とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。