採用した外国人の方の社員教育には、「多言語eラーニング」が必須
少子高齢化や労働力人口の減少が進み、今後ますます人手不足が進むと言われております。特に日本では顕著でしょう。
さらに、近年のITテクノロジーの発展により、ITエンジニアの需要も高まってきています。
エンジニアは引く手数多ということもあり、日本国内で優秀なITエンジニアを確保するのは難しい状態です。そこで、外国人のITエンジニアを積極的に採用している企業も多くあります。
この際、問題になるのが人材の育成です。
ただ、オンライン研修を含め研修を実施すると、各言語に対応できる講師を探す必要があります。
この場合、手間もコストも余計にかかってしまいます。
そこで注目されているのが、多言語に対応したeラーニングシステムの活用です。
eラーニングシステムは、講師手配にかかるコスト削減と同時に、人材育成・研修実績のノウハウを生かし、学習・研修効果を最大化するための機能を備えているのが特徴です。
学習ニーズに応じた教材開発、専門の人材育成サービスとの連携機能など、社員の学習意欲促進や社員管理に便利な機能を多数備えているため、外国人労働者に対する人材育成には、最もマッチしたシステムといえます。
しかし、実際にどのようなシステムを選定すべきかという点は非常に悩ましいところです。実際のところ、多くのeラーニングシステムでは、多言語には対応していません。一部の文言が変更できるなどの機能はありますが、対応していても一部の機能のみ、それも英語や中国語(簡体中文と繁体中文)、ベトナム語、韓国語などの数か国語に対応しているだけのものが多いのが現状です。
70か国語のeラーニングを、低コスト&短時間で配信
本日紹介する「Leaf」では、多言語字幕生成・編集機能 「Leaf Translator(リーフ トランスレーター)」 をオプションで実装することができます。
対応言語は、なんと70か国以上。
他に類を見ない圧倒的多数の言語字幕テキストを、AIで自動で生成できます。
使用方法は極めて簡単。
お手持ちの動画をアップロードする→動画閲覧時、好みの言語を選択する
たったこれだけです。
字幕だけでなく、画面横にテキストを表示することも可能ですので、字幕を見逃してしまうことはありません。また、テキストをクリックすることで、シーンサーチもできます。
すでにお持ちの動画や、これからスマートフォンなどで撮影する動画をそのまま使用することで、どんな言語にも対応した「eラーニングコンテンツ」を量産可能です。
しかも、「Leaf」への動画の格納数、データ量は無制限。
もちろん、日本語動画→多言語字幕が生成できるように、外国語→日本語字幕の生成もまったく同じ手続きで対応可能です。
この機能を用いれば、採用した外国人の方が母国語で話した「自己紹介動画」などに日本語字幕をつけて、社員に共有することも可能になります。
導入事例 ~動画編集コストを大幅削減
この機能を応用して、日本人の方に見せる「日本語」の動画に「日本語字幕」を付けた動画を作成して、ご利用いただく事例もあります。
◇ 導入前の課題
これまで、社内で動画を作成・展開する際には、専門の動画編集チームが、撮影した動画の言葉を書き起こして、字幕をつけて編集をしていたそうです。この作業がボトルネックとなって、動画の量産化ができず、eラーニングの展開にも影響が出ていました。
◇ 導入後の効果
「Leaf Translator」 導入後は、撮影した動画をアップするだけで自動的に字幕が生成されるため、この手間が一気に削減されました。そして、社内で撮影した動画によるノウハウ共有が一気に進みました。
もちろん、外国人の方も同じ動画を共有できます。
当初は、様々な国からいらっしゃる外国人の方のために、この機能を導入されましたが、結果的に大きな副次的効果を生みました。
管理者画面では、気になる文言を修正したり、再生時間を指定して注釈を追加したりすることも可能ですので、動画ソフト以上に手軽に編集ができます。