新規事業開発のご担当者様
新規事業開発のご担当者様
「この企画は、自社の強みが活かされてないのでダメだ」は、評価会議の場で多く出る言葉です。もちろん、この評価の考え方が正しいという認識のもとに発言していると思いますが、残念ながらこの考え方は、いつも正しいとは限りません。成長分野にあるテーマなのかどうかも、いつも正しい基準とは限りません。
この他にも、常識化された評価の考え方がありますが、常識化された評価のロジックが悪意なく新規事業がつぶれてしまう大きな原因のひとつになっているものと思われます。
先発企業が存在する市場へのニッチ狙いの後発参入なのか、ブルーオーシャンを狙った先行市場参入なのかは、事業の特性が大きく異なるため評価の考え方も変える必要があります。しかし、事業特性別に評価の考え方を変えるという評価の全体体系を構築しているような企業はほとんどないと思われます。
また、新規事業のテーマ探索から事業化に至るまでのプロセスにおいては、新規事業の経験が少ないこともあり体系的な進め方がなされておらず、感覚的、属人的なマネジメントになってしまっている企業が多いと思われます。
本セミナーは、新規事業評価とプロセスマネジメントの実態と課題を明確にした上で、事業特性を考慮に入れた評価ロジックと新規事業開発のプロセスに沿った体系的なマネジメントのやり方を中心に解説するものです。
新規事業評価力とマネジメント力が向上することで、事業化される新規事業が増えていく一助になることを目指した講座となっています。
本講義は、一般社団法人企業研究会が主催しております。
1.悪意なく新規事業がつぶれてしまう背景
・新規事業が進まないメカニズムの仮説
・「結局は儲かるかどうか」になってしまう理由
・テーマ評価の考え方が常識に囚われ過ぎている(評価の考え方が進化していない、おかしいことに気づいていない)
・感覚的、属人的なマネジメントとロジックの組み合わせ
2.事業特性分析の重要性と分析方法
・あまり意識されていない事業特性分析とは
・事業の本質的性質を知ることの重要性
・評価者はテーマの本質的性質を考察することが重要
・事業特性の分析の観点
・競争優位戦略の立案、マーケティング戦略立案のための事業特性分析の使い方)
・テーマ評価、中止・撤退基準設定のための事業特性分析の使い方
3.一般的な評価の枠組みについての考察
・一般的な評価の枠組み例
・根底にある考え方は“強みを活かして成長分野に参入”
・“強みを活かせ”、“成長分野を狙え”が正しいとは限らない理由
・もっともらしい通説がいつも正しいとは限らない
・新規性の高いテーマは評価できないようにできている
・流行のキーワード(DXなど)が目立っているテーマだと好意的にコメントする傾向とその理由
・テーマ評価にはロジックで詰められる余地がある
4.新規事業開発が“置き換え”市場開発と捉えられる理由
・新規事業、新市場が生まれるメカニズム
・新規事業開発は“置き換え”市場開発である
・“置き換え”市場開発と捉えるとテーマ評価の考え方が変わる
・後発参入の2つ見方、考え方
・3C分析に潜む危険性
5.商品・サービスの価値を顧客はどのように判断するのか
・顧客の価値判断のメカニズム
・顧客の価値判断の心理(価値の種類と大きさ)
・基本価値と付加価値と経済的価値に分ける意味
・意味のある価値の差別化の見つけ方
6.ビジネスモデルの体系
・顧客ターゲットを決める前に重要な項目がある
・分かりやすいビジネスモデルの体系
・もっとも重要な基本モデルの解説
7.新規事業評価の実践的ロジック
・新規事業評価のロジック(ビジネスモデルの評価の体系と順序と項目)
・新規事業評価のための事業の特性分類
・事業特性別の顧客価値の相対的評価の進め方
・新規事業評価の5つの要素
①商品力評価のポイント(顧客に選ばれる商品・サービスなのか)
②戦略力評価のポイント(価格設定は、コア機能は、競争優位策は)
③実行力評価のポイント(実行できる体制は十分か)
④事業性評価のポイント(目標の売上を達成できる需要ポテンシャルはあるのか)
⑤リスクの許容度と未来リスクの評価
8.新規事業推進のロジカルマネジメント
・新規事業開発のプロセスの整備
・新規事業テーマの探索企画の進め方手法と各々の特徴
・企画立案段階におけるフェイズ毎のマネジメントのポイント
・進捗状況に応じた推進体制の変化
・需要予測が難しい理由の本質
・中心、撤退基準の作り方
9.まとめ、質疑
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
【事前に必ずご確認の上お申込みください】
※事前のお席の確保などのご対応致しかねます。
※お申込み内容は、翌営業日以降に確定いたします。
※お申込み後、満席などでご受講できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。満席の場合は、別途ご連絡申し上げます。
◆受講形式のご案内
【オンライン受講の方】
オンラインには、開催形式が<zoom開催>と<LIVE配信開催>の2つがございます。
開催日や研修内容により、開講形式が異なります。
該当される開催形式のご案内をご確認の上お申込ください。
ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に下記の「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。
<zoom開催> 講師の方や他にご参加の方とのやり取りが可能
動作確認ページ
<LIVE配信開催> ご聴講のみ
動作確認ページ
ID livetest55
PASS livetest55
※LIVE配信は、企業研究会様の協力会社である、株式会社ファシオ様のイベント配信プラットフォーム「Delivaru」を使用されております。
お客様の会社のネットワークセキュリティによってはご視聴ができない場合もございますので必ず【動作確認】をしていただいた後に、お申込ください。
※オンライン受講の場合、視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催日の1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込時に、会場情報(住所・アクセス方法)をご確認ください。
筆記用具はご自身でご準備ください。
お申込み後のキャンセルにつきましてはこちらをご覧ください
㈱リーディング・イノベーション 代表取締役 新規事業開発上級職人 芦沢誉三 氏
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