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中途社員のマナーのレベルにばらつきがあり困っています

お客さまから

中途採用の人間が多く、知識や経験が異なるためビジネスマナーなどの基礎的な部分のレベルがばらばらで、特にお客さまと接するときは、人によって対応が違うことがクレームにもつながりかねないので心配です。

しかし、時間がない中で業務内容に加えて現場で指導するには限界があります。中途社員向けのビジネスマナーの研修はありますか。

インソース担当者から

この度はお問合せいただき、誠にありがとうございます。

転職市場が活性化し、中途社員の大量採用は珍しくありません。 このような環境下で、ひとりひとりビジネスマナーから教育する余裕が現場にないのも実情です。

中途社員の方は、これまでの研修受講経験の有無や前職の業界や会社での経験によって、ビジネスマナーに対する知識や意識に個人差があります。
また、「マナーについて教わったことがない」というわけではなく、ビジネスマナーについての細かな知識を忘れてしまった方や、営業など顧客対応の経験が長く慣れているがゆえに、 基本的なマナーがおざなりになりがちな方もいらっしゃるかと思います。
まずは、ビジネスマナーに対する知識や意識の再確認をしていただき、組織としての基準を合わせることが大切です。

また、中途社員は以下の点でよりレベルの高いビジネスマナーのスキルが求められます。

①接する相手がより重要な人物になる
ベテランになると、いわゆる階層が上の人と接する機会が増えます。自己流のマナーで相手に不快感を与えないよう、正確なマナーが体現できていることが求められます。

②影響力が大きくなる
部下や後輩に対し、ビジネスマナーの手本として、あるいは、指導者として振る舞うことが求められます。新人にビジネスマナーの徹底を指導する以上、「自分は知らない」では済まされません。

このように、中途社員に求められるビジネスマナーは新入社員に求められるビジネスマナーとは異なりますので、こちらの研修を受講されることをおすすめいたします。


▼【公開講座】ベテランのためのビジネスマナー研修

新入社員向けのビジネスマナー研修とは違い、講師から「なぜレベルの高いビジネスマナーが必要なのか」を研修冒頭にお伝えすることで、 「いまさら、ビジネスマナーの研修なんて」と思わせない内容となっております。
仕事に慣れていくうち、基本的なビジネスマナーが疎かになり我流になることがあります。 本研修は、あるべきビジネスマナーの考え方・型を再確認するとともに、ベテランに求められるより高いレベルの内容をお伝えし、ステップアップしていただきます。


また、ビジネスマナーと合わせて、Eメールなどのビジネス文書の研修もおすすめしております。新人や若手の指導をすることを見据えて、 過去の経験からなんとなく作成していたビジネス文書の知識を体系化し再確認していただく機会となります。


▼正しいビジネス文書の教え方研修~自信を持って後輩や部下の文書を添削する(1日間)

報告書や議事録・メールなどの書き方の基本をおさらいしたうえで、身近な後輩や部下へ文書の添削指導をするためのノウハウを学ぶ研修です。研修参加者同士で添削の共有を行うことでさらに指導の幅も広げ、自信をもって添削指導ができるスキルを身につけられます。

▼OJT研修 ~部下指導編(1日間)

OJTの目的は、「実務能力」の習得と、自ら考えて行動するための「考え方の軸」の確立であり、 それを実現するためにはOJT担当者による「準備」「継続」「計算」が不可欠です。 本研修では、その前提のもとに、正しい育成計画の作り方と正しいOJTの進め方を学んでいただきます。


その他、ビジネスマナー向上のために重要なCS(顧客満足)を学ぶことで、さらにステップアップを図る研修もございます。


▼CSマインド向上研修 ~CSの基本マインドを習得する編(1日間)

自身が経験したサービスの振り返りや、お客さまの立場でCSを考えていただいたうえで、 お客さま対応の基本となるコミュニケーションのポイントと4つのステップに基づくクレーム対応方法を身につけていただきます。

まとめ

「中途社員のビジネスマナーのレベルがばらばらである」という現状の課題への解決策としてだけでなく、中途社員に今後求められる役割を意識していただく機会として研修を実施されることで、ビジネスマナーの向上を図ることが可能となります。弊社がその一助となれば幸いです。ぜひご検討ください。