人事評価を実施されているお客さまでは、期初に目標入力を行うケースが多く、「今年も人事評価の時期がやってくる......」とげんなりされている方も多いのではないでしょうか。
紙・Excelで評価をされていると、期初や期末のお忙しい時期に、評価業務で拘束されてしまい、入力ミスや計算ミスの不安から、ストレスが尽きないというお声も伺います。
そんな人事評価運用を少しでもラクにできる、インソースの人事評価システムをご紹介します。
<目次>
紙・Excelの人事評価における、4つの問題点
■ 多数の拠点で、評価シートを配布/回収のやりとりが発生
紙・Excelで運用すると、被評価者にミスなく評価シートを配り、記入後に回収する必要があります。
お客さまによっては、拠点が何十か所もあったり、「連絡袋」に紙のシートを入れて持参したりと、かなり手間がかかっているようです......。評価シート自体が重要な個人情報なので、取り扱いにも細心の注意が必要です。
■ 入力ミスが多く、確認作業が大変
Excelなどでは、入力箇所の制限がされていないことが多く、目標数値の入力ミス、記入漏れや入力箇所の誤りといった手戻りが非常に多いです。
現場では、そうしたミスの指摘・再提出の依頼で部下・上司双方の時間を倍消費しており、部下の多い上司の負担は大きくなるばかり。また、既定の数値が故意に変更されていないか、チェック作業にも時間を使います。
■ 評価結果の転記・集計に膨大な手間がかかる
各拠点から回収した紙面の評価結果を集計用のExcelに手入力し、計算するという運用をする方が多いです。計算式に誤りがないか何度もチェックを行う、集計後は、評価調整のために資料を作る、という工程も生じます。
■ 人事異動があると対応が煩雑になる
期中に異動があると、2枚の評価シートを異動前・異動後の評価者に提出する必要があります。
被評価者に正しいシートを送ったり、評価者は誰か連絡したりと、その分手間が増えます。
「人事評価シートWEB化サービス」で解決できます
人事評価シートWEB化サービスは、慣れ親しんだ評価シートの様式と運用はそのまま、面倒な対応をシステム上でパパっと行えます。
手元で数値を確認しながら記入できる、といった紙・Excelを用いるメリットは活かしつつ、シンプルに人事評価を進められます。
上記の問題点に関しては、こんな形で解決できます!
■ 評価シートの配布→提出→回収がスムーズに
役職・職種ごとに異なる評価シートを紐づけることができ、評価期間に入ると被評価者に自動で配布されます。被評価者 → 一次評価者 → 二次評価者......という具合にWEB上でシートが回付され、最終評価が終われば人事側で確認可能です。紙のシート紛失の心配もありません。
■ 記入ミスを徹底的に防止
目標数値を人事側で一括入力することで、被評価者の入力箇所が限られ、現場での入力ミスを未然に防止できます。記入漏れがあれば、提出時にエラー表示して提出できないようにします。
また、再提出が必要な時は「差し戻し機能」が便利です。「自己評価の記載内容が足りない」など、コメントをつけて返すことができます。
■ 評価結果の集計も、自動で完了
Excelの評価シートに入れていた計算式を、そのままシステムに組み込めます。すると、評価入力直後に評価結果を自動算出できます。従来の集計方法に則って集計しつつ、手作業での集計やダブルチェックが不要になります。(人事評価結果を独自の方法で分析したい方には、専用画面の実装を行うことも可能です)
■ 異動があっても漏れなく記入・提出できる
人事異動が頻繁にある組織でも柔軟に対応できるよう、異動前後の2枚の評価シートを1画面にするオプションがあります。被評価者は記入がラクにでき、後任の評価者は前任評価者の記載内容も確認可能です。
「評価者は誰か」は、被評価者自身が変更することができるため、人事側で「Aさんの上司はBさん」と名簿を作る必要がありません。全利用者の中から、自分の評価者を検索して設定可能なため、「上司が変わったのに、評価者が前の上司のまま変わらない」といったお問合せをなくすこともできます。
被評価者・評価者のメリット
● WEB化することで、評価入力が楽になる
Leafにログインすれば、すぐに評価シートを開いて入力ができます。評価期間内であれば、下書き保存、修正、再提出が可能です。手軽に、そして簡単に進められます。
● 今の評価シートをそのまま使えるので、混乱しない
Excelはもちろん、Wordの評価シートでも、フォーマットを変えずにWEB化することができます。したがって、システムを導入してもまったく違和感なく、今まで通りです。
● いつでも過去データを閲覧でき、Excel化や印刷も可能
Leafをご利用いただく限りは、ずっと過去の評価結果が蓄積され、いつでも見返すことができます。
Excelが欲しい時には、1クリックで出力できるので、システム化で不便になることはありません。
評価ご担当者さまのメリット
● 評価シートを体系的に管理できる
一度評価シートをWEB化すれば、前期に使ったシートをコピーして評価期間を変えるだけで、今期のシートを作成できます。評価項目や配点も自由に変更いただけます。従業員の役職・部署ごとで、大量の人事評価シートを設定されている方に嬉しい設計です。
▼ 自由に作れる人事評価シート
● 評価の進捗状況をリアルタイムで管理できる
部署ごとで評価入力が進んでいるのか、どの段階で止まってしまっているかを画面上で確認できるようになっています。また、提出が滞っていれば、未提出者に提出を早めるよう、ボタンクリックだけでメール連絡できます。
▼ 評価の進捗管理機能
●人事評価結果を教育にも活かせる
Leafは人事評価の管理だけでなく、教育全般を一元管理できるシステムです。評価結果をもとに、個々に合わせた教育を計画し、実施することが可能になります。
Leafを起点に「行動・実績を評価する → 教育して育てる → 実績を伸ばす」というサイクルをつくれます。
▼ Leaf 機能一覧はこちら
紙・Excelでの運用を思い切ってシステム化することで、こうした膨大な事務作業からの脱却、さらには複雑な集計作業からの脱却も実現することができます。
「人事評価シートWEB化サービス」 詳しく見る>>
人事評価シートWEB化サービスを導入いただくと、今までのやり方は変わらず、様々な手間だけを一気に削減できます。評価シートのフォーマットや運用を引き継げるので、導入のハードルも低いです。
一度評価シートをWEB化しても、今後フォーマットや入力項目が変わることも十分あり得ます。その際にも、様々なシート改修に柔軟に対応可能です。
「まずはWEBで評価を進めるところから始めて、徐々に集計作業も自動化したい」というご要望も承ります。