この頃、人事評価の運用を見直しをしたいというご相談が増えております。
● 評価期間中、毎年膨大な手間がかかっているので、そろそろシステム化したい
● 独自の評価制度をあまり変えず、導入できるシステムを探している
しかし、システムを導入して本当に効率化できるのか、不安を抱えているご担当者も多いのではないでしょうか。
本日は、自社の制度をうまくシステム化できる、システムの比較ポイントをご紹介します。
<目次>
「システム化」を成功させるための、
人事評価システムの比較ポイント3つ
(1)評価制度、評価シートの再現性が高いか
今の運用を効率化するためにシステム化する場合、まず見るべきポイントは「評価シートをシステムに再現できるか」です。
お客さまに伺うと、システムを導入したのに、かえって使いづらくなったという"失敗談"が意外にも多いです。その原因の多くは、評価シートをそのまま使えず、入力形式やフォーマットの変更を迫られたというもの。特に、システムを使う被評価者・評価者の方にとっては、評価シートの仕様が変わるのが不便に感じられるようです。
システム化するといっても、今の仕組みを無理に変える必要はありません。現行のシートをそのまま移行できるかを確認いただければと思います。
(2)導入の目的に合った機能が揃っているか
システム化する上で効率化したい工程は、お客さまによって十人十色です。
例えば、「評価シートの提出進捗が把握できず、スケジュールが遅れてしまう」という場合は、リマインドや進捗管理の機能で解決できます。また、「評価シートの回収や集計が大変」という場合は、シートのとりまとめや計算を自動化できる機能が求められます。
システムを提供するベンダーも、それぞれ異なる強みがあります。業務の中でも特に効率化したいフローはどこか優先順位を決め、それらを実現できる機能があるかを比べると、納得のいくご決断ができるかと存じます。
(3)操作がシンプルで使いやすいか
画面が見やすいか、かんたんに操作できるかも重要なポイントです。システム化した際は、従業員の方に対する操作説明でも、手間がかかることが予想されます。画面を見て何ができるか分かれば、操作に関するお問合せも少なく済み、ご担当者さまのご負担も軽減されます。
また、管理画面においても、シンプルさは重要です。すぐ済ませたい業務なのに難しい操作が必要だったり、デザインはきれいでも直感的に操作できなかったりすると、愛着が湧かないかもしれません......。まずはトライアルを利用して、ご確認いただければと思います。
インソースの関連サービス
インソースの「評価シートWEB化サービス」は、お客さまが運用されている評価シートを忠実にWEBに再現し、人事評価をWEB上で行えるサービスです。評価制度に合わせて、あらゆる機能を開発でき、非常に好評いただいております。