本稿では、eラーニングシステム・LMSに必要な要件を具体的にご紹介いたします。
今回は利用者機能編です。
システムの管理者として必要な機能は、ある程度イメージをお持ちかと思います。しかし、利用者目線では、意外な盲点があるかもしれません。要件を満たさないことのリスクも、ぜひご参考ください。
また、本ページの内容を含め、全200項目を網羅した比較検討表も、無料でダウンロードいただけます。
本文と合わせて、ご活用いただければ幸いです。
⇒ eラーニングシステム・LMS比較検討表【永久保存版】 無料ダウンロード
<今回PickUPした管理機能>
マイページ
□ 直近の受講予定や、今後の受講予定がすぐ確認できるか
受講者が自分の予定を簡単に把握できないと、受講忘れが発生する恐れがあります。また、利用者のタスクが見づらいマイページは、利用頻度の低下を招きやすいです。
インソース「Leaf」
利用者のマイページで、自身がこれからどの研修・eラーニングを受ければよいか、一目で確認できます。直近の予定も見られるようになっており、重要な予定・研修を見逃しません。
▼Leafのマイページ画面
□ 自身の過去の受講履歴を確認できるか
受講履歴を確認できないシステムの場合、逐一管理者へ問い合わせる必要があります。手挙げ制研修は、過去の履歴を踏まえて申込むケースが多いため、確認が面倒になり、申込率が下がる可能性があります。
インソース「Leaf」
マイページからすべての受講履歴を確認可能です。上司の方も、部下の履歴を把握できるため、定期的に部下と面談の時間を持ち、次に受ける研修を決定している方もいらっしゃいます。
研修の申込機能
□ 利用者が自分で研修申込できる、外部向けセミナー機能があるか
ユーザーの登録が必須のシステムの場合、名簿が揃わないと利用できません。
インソース「Leaf」
システムに登録されていない方でも、ゲストとして研修を探し、申込時にご自身の情報をシステム登録するという運用が可能です(オプション)。
自社の従業員はシステム登録し、グループ会社の従業員は必要な時に随時登録するということも実現可能です。
▼オープンセミナー機能(オプション)
□ 研修を自身でキャンセル・変更できるか
システム上でキャンセルができないと、別途キャンセル申請が必要で、運用側で受付ミスが発生する恐れがあります。また、研修の日時変更の際も手間が発生します。
インソース「Leaf」
受講者自身でキャンセル・変更できるので、急な会議や商談が入っても予定変更が容易です。
外部講習でキャンセル料が発生する場合は、キャンセル期限を設定し、それ以降受講者からのキャンセルを禁じることも可能です。
コース教育機能
□ 各研修・eラーニングが受講完了になるために必要なコンテンツが一目でわかるか
コース教育では、研修や動画、アンケートなどの複数のコンテンツを設定するかと思います。受講完了になる条件を受講者が理解できていない場合、期待する学習効果が得られない恐れがあります。
インソース「Leaf」
Leafは、どのコンテンツを受講しないと修了にならないかも、すぐ分かります。
また、「受講済(完了)」とは別に「修了」というステータスがあることも当システムの特徴です。
特定のステータスの人に働きかけられる機能が多数あり、「動画は受講済だが、テストは未回答で修了になっていない」人のみメール連絡するといった運用ができます。
(使い方は、営業担当から詳しくご案内させていただきます)
□ 自身でも修了証や受講票の出力ができるか
出力機能がない場合は、ご担当者さまが別ツールで作成したり、配布したりする必要が生じます。
インソース「Leaf」
受講完了あるいは受講確定状態になったら、自動的に修了証や受講票を発行する機能をご用意しております(オプション)。
貴社独自のフォーマットで、自動で必要情報が入った状態で発行されます。PDFファイルの出力や印刷ができ大変便利なので、多くのお客さまに重宝されています。
▼修了証・受講票発行機能(オプション)
部下の管理機能
□ 上司や教育責任者が、受講状況を確認できるか
日本の企業風土での教育には、上司や教育責任者の介入は欠かせません。教育対象者の状況確認や指導ができない場合、期待する学習効果が得られない恐れがあります。
インソース「Leaf」
部下の受講履歴や予定、あるいはテスト、課題・アンケートの回答状況などを、上司の一覧で確認いただけます。テレワークで状況確認がしづらい時でも、部下の状況が良く分かります。
今回ご紹介したサービス
今回は、特に利用者機能に関する比較ポイントを中心にお伝えしました。
別ページにて、管理者機能などについてもお伝えしていますので、ぜひご参考くださいませ。
▼「管理者機能編」を見る
▼ Leaf機能一覧を見る