ITリテラシー
チェック
IT知識・意識を高めて
アナログな仕事から脱し、
組織のデジタル化への一歩を踏み出す
PCやITツールを適切に活用するための知識・スキルを可視化
ITを適切に活用するための能力「ITリテラシー」を可視化するためのアセスメントです。
具体的には、日常的に使用するパソコン操作やOfficeアプリ、インターネットツールのほか、セキュリティ・コンプライアンスや、データの管理や分析、生成AIなどの幅広いIT知識・スキルを対象とします。
業務のデジタル化を進めるためにはITリテラシーが必要
ITリテラシーが低い組織は、DXはもちろんアナログな仕事のデジタル化さえ進まないことがリスクとして挙げられます。社内のデジタル化が進まないと、オペレーションの効率は上がりません。紙媒体での仕事に異常にこだわる、デジタルツールを使うことに抵抗するなどの従業員の姿勢が社内のデジタル化を阻む根本的な原因であることも多く、このことによって、立派なDX推進計画が頓挫する例は後を絶ちません。
ITリテラシー不足が機密情報流出を招くことも
ITリテラシーが低い従業員は、組織を危機にさらす可能性があります。たとえば普段仕事で使っているメールや、プライベートで使用しているSNSの使い方を誤り、企業の機密情報を簡単に流出させてしまう危険性があります。
インターネットのリスクやセキュリティ面については日常的な注意喚起が必要ですが、実は根本をたどるとコンピューターそのものやデバイス操作への苦手意識が背景となっているケースがあります。
CASE.01
PROBLEM
新入社員のパソコンの使い方やOfficeアプリの基礎知識研修を実施するため、実態の調査がしたい。
RESULT
アセスメントによって知識と意識が明らかになり、より的確で実践的な研修の実施ができた。また、個別でのスキル習得管理にも活用できた。
CASE.02
PROBLEM
SNSや生成AIの普及に伴い、セキュリティや社内システム環境の整備が急務になっている。具体的に力を入れて取り組むべきポイントを見つけたい。
RESULT
自社の弱み、強みが明確になったことで、社内環境整備にかけるべき予算計画も説得力が増し、組織全体のセキュリティレベルを上げることに成功した。
CASE.03
PROBLEM
DX推進のロードマップを経営層に示したい。従業員のITスキルのスタート地点を示す方法がないか。
RESULT
従業員のデジタル化やDXに対する意識、業務ツールとしてのPC利用実態がわかり、DX推進に向けた具体的な教育内容検討が進んだ。
設問サンプル
設問数 | 100問 |
回答時間(目安) | 30分 |
回答形式 | 選択式 |
自己評価70問+テスト30問 合計100問でITリテラシーを可視化します。
設問例
分析結果(成果物)サンプル
【個人レポート、及び総合レポート】
納品形式 | |
主な内容 |
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個人レポートには受検者自身の結果と組織内全対象者の平均が対比して表されます。全体の平均点と乖離が大きい項目が、重点的に習得すべき知識であるといえます。ただしセキュリティや自組織で最低限必要とされる項目については、満点を基準にして評価するのが望ましいです。教育担当者さまにおいては、総合レポートで受検者全体の平均点をグラフで確認、組織傾向を掴んでいただけます。 さらに、自己評価(~できる、知っている)とテスト(実践的知識を問う問題)をプロットしたマトリクス表では、カテゴリー単位でのスキルギャップが一目で分かるため、効果的な教育計画の支援が可能です。
オプション料金(税込)
設問の追加、削除等の調整 | ¥165,000 ~(個別お見積り) |
督促メール追加 | ¥110/回(人) |
統合レポートを属性ごとに出力 | ¥27,500/毎 |
想定対象者:全従業員(ターゲット層を絞る方法もございます)
約2ヶ月(目安)~ 調査の周知から実施、レポートの納品まで
※ 浮き彫りになった課題には具体的な対策を講じることが肝要です
準備
(2週間~)
・対象者への制度の周知
※設問のカスタマイズがある場合は準備に1~2ケ月かかるケースもあります
実施
(2~4週間)
・アセスメントWEB環境への設問・受検者登録
・アセスメントの実施
弊社にて、設問と受検者情報をアセスメントWEB環境に登録いたします。
未回答者への督促については、弊社システムを活用してサポートします。
フォロー
(2週間)
・レポートの納品
・対策施策のご検討・相談
組織全体、個人別、総合レポートを納品いたします。結果に基づき、フォロー方法のご提案などオールインワンでご支援可能です。
対策実施
(2週間)
・フォロー教育の実施
※コンピューターリテラシーはできる限りリアル研修を推奨、セキュリティ・コンプライアンスリテラシーはe-ラーニングを推奨しています
結果に応じたリテラシー強化の研修を企画・実施します。自己評価に基づく課題認識が既にできているので、対象者のみを集めてポイントを絞ったプログラムで一気にスキルアップ・底上げを図れます。
システム部門への問い合わせを減らすため、オリジナル設問を追加して実施
背景・課題
ルール認識不足を背景とした、システム部門宛の問合せを減らしたい
全社員にパソコンやスマートフォンなどの業務利用端末を配付している会社様。業務効率化を目的としたITツールの導入だったが、運用ルールの認識が追いついていないためか、結果としてシステム部門への問い合わせが急増する事態となった。また、端末利用以外にも、複数ある社内システムのログインIDを混同している、パスワード再発行方法やサポート窓口を理解できていない、など、社内のITツールを活用するための基本知識が不足していると思われる問い合わせが多く、改善に向けて社内のITスキル状況を具体的に調査する必要があった。
ご提案内容
社内ルールと運用の理解度を確認する設問、社内で推進しているITツールの認識を問う設問を追加してアセスメントを実施
課題となっていた独自運用についての理解を問う設問を盛り込み、顧客オリジナルのITリテラシーチェックを実施しました。具体的には、社内のITルールや運用の理解度確認に加えて、デジタル化を推進する際のキーワード(「クラウド」「IoT」「生成AI」など)の理解を問う設問を追加しました。また、アセスメント実施後のITスキル向上の取り組みを想定し、自社全体の平均点を自身の得点と比較し、課題を的確に把握できるように設定。アセスメントの全体傾向から、システム部門が社内勉強会や全体研修を企画しつつ、各個人が課題を把握して対策を実施できるようにしました。
解決できたこと
設問をカスタマイズしたことで、「セキュリティリスク」や「ヘルプデスクのレポートライン」について、社内の認識が追いついておらず課題であると判明。 また、IT活用においては、「業務効率・データ活用」の得点率が約60%、特に「生成AIや業務効率化ツールとしてのRPAの認知」が約10%と停滞していることが分かった。 システム部門から、経営層にアセスメント結果を踏まえた今後の社内IT推進対策を報告することで、自社の現状をふまえた施策を提案することができた。 また、システム部門による全体教育企画だけでなく、各部署からITリテラシーの高いメンバーを選出して、部署内のIT活用推進担当に任命。現場主導でアセスメント個別結果に合わせた、ITスキル教育を実施する仕組みの実行につながり、現場レベルでのIT利用促進につながった。
ITリテラシー研修
Excel研修
PowerPoint研修
Word研修
コンプライアンス・セキュリティ研修
データ活用リテラシー研修
生成AI研修