2020/01/21

  • 階層別テスト
  • 公開講座
  • 教育計画立案

階層別テストを活用した、効果的な社員教育の事例

顧客概要

業種業界
シンクタンク系
組織規模
300名程度

背景・課題

  • A社は、近年従業員数が約2倍になるほどの急成長を遂げており、それに伴って部門の細分化、縦割り化が進んでいた
  • この状況を受けて、A社の役員及び管理職は「今一度組織として一体感を醸成したい」と考えていた
  • 今までの社員は全員中途入社だったため、組織として人を育てる風土そのものが希薄であった
  • 企業規模拡大に伴い、新卒の採用を4年前から開始したが、若手の伸び悩みが課題であった

ご提案内容

階層別テストを活用した、部門横断的な教育計画の推進

部門横断的に社員を巻き込むプロセスを経ることで、全社的に人を育てる意識や一体感を生み出すことも狙いとする。

実施施策

Step1現状把握及び可視化~階層別テスト(若手~中堅対象)実施

現状の若手、中堅社員の課題を洗い出すために、階層別テストを実施した。
その結果、若手・中堅社員の「論理的に物事を考える力」に課題があることが明確になった。
この結果は、先方の役員、管理職も「なんとなく認識していた」が、客観的なアセスメントを実施することで、「全社的な課題」であることを改めて見える化することができた。
これにより、その後の育成計画の立案やその推進に、大きなドライブをかけることができた。

Step2講師派遣型研修(管理職対象・部下とのかかわり方)実施

若手・中堅の階層別テストの結果を踏まえ、彼らをマネジメントする管理職に対して講師派遣型の研修を実施した。管理職の部下に対する認識と、部下の自己認識にどれだけ差異があるかについて、気づきを得ることを目的としていた。加えて、部下に対するコミュニケーションの方法について、考え方やスキルを習得するという目的もあった。

Step3公開講座(若手~管理職対象)実施

ステップ3として、若手・中堅社員の方々に、公開講座を受講いただいた。階層別テストの結果と、個人の興味関心や課題認識をすり合わせ、自発的に公開講座に申し込むという仕組みとした。

お客さまの声

  • 自分が「実践できていない点」に気づくことができた
  • 自分の行動の「正しい点」、「不足している点」について確認することができた
  • 自分が考えていることなどを再認識できた
  • 頭でわかっていても、改めて時間を作って気づきを得るのは大切だと感じた

成果・今後の取り組み

  • 取り組みを通して、個々の社員のスキル向上のみならず、全社的に「人を育てよう」、「教育が大事」といった風土が醸成された。
  • 今後の取り組みとして、研修管理を行うためのシステムも導入し、継続的に人材育成を行っていく予定である。

本事例をお読みになり、ご興味・ご関心がございましたらぜひインソースまでご連絡ください!また、以下のリンクもぜひご覧いただければと思います。

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