ホールディングス・グループ企業統括担当向け研修
研修の特徴・目的
ホールディングスに求められる教育の役割
ホールディングス(持株会社)は、グループ会社を傘下に収めるために株式を保有する企業形態のことです。ホールディングスは、自ら事業を運営しませんが、全グループに共通するルールを作成し、各グループ会社をコントロールします。
ホールディングスの体制を取るメリットは以下の通りです。
(1)経営戦略の強化
事業を行わない分、グループ全体の戦略の立案に集中できます。また、個々の事業ごとではなく、複数の事業を視野に入れて総合的な戦略を立てるため、経営戦略が強化されます。
(2)グループ会社を増やしやすい
ホールディングで定めたグループ全体のルールがあるので、M&Aでグループ会社が増えても都度、制度やルールの調整をしなくてもよくなります。
(3)迅速に意思決定ができる
親会社が複数の事業を抱えず、個々の事業をグループ会社に権限移譲することで、事業への集中度が高まり、意思決定のスピードが速くなります。
(4)グループ全体で一貫した人事戦略、教育が可能
会社ごとに採用方針を決めたり、全グループで共通する人材育成方針や教育体系を作成して人材育成を行ったりするなど、グループ全体で一貫した人事戦略、教育が可能となります。
また、ホールディングスのデメリットとしては、グループ会社ごとに管理部門(人事、経理、システム、物流など)を抱えることがなるので間接費が増加することなどがあげられます。
グループ教育のラインナップ
グループ各社共通の階層別研修
新人、若手、中堅、現場リーダー、課長、部長に対する役割期待とそれに対応した研修をまとめています。下記のページをご参照いただき、階層別研修体系の構築や、長年にわたって内容が変わっていない人材教育の刷新にご活用ください。このほか、25歳・35歳、45歳といった年齢の節目に実施できる各年代別のキャリアデザイン研修や、再雇用者向けの研修など、様々な切り口による階層別研修を多数取り揃えています。
スキル別研修
スキル別研修は、個人の知識、能力、業務遂行能力の向上のために、実施されるヒューマンスキル、テクニカルスキル、コンセプチュアルスキルの研修のことです。
インソースでは、主に3つのスキル分類(ヒューマン・テクニカル・コンセプチュアル)、11のスキル項目(対人スキル、CS・接客、業務遂行、生産性向上、論理的思考力、発想力など)、41のスキル要件(マナー、書くスキル、コミュニケーション、チームビルディング、タイムマネジメント、問題解決力、マーケティング、経営戦略など)でスキル体系を組み、様々なニーズに対応できる圧倒的な量のスキル別教育をご用意しております。
その他、年代別キャリアデザイン研修、職能別研修(営業・実務・法務)、DX教育なども取り揃えています。
コンプライアンス・人権教育
コンプライアンス教育のキーワードとして、「SDGs」「ESG」など、環境、企業の社会的責任、ガバナンスなど、様々な切り口から従業員のコンプライアンス教育が求められていますが、特に、SDGsやESGの「S」と関わりが深い「人権教育」も今後、コンプライアンス教育の新機軸として関心が高まると考えています。
インソースでは、これらの7つの人権テーマ(「労働安全衛生」「ハラスメント」「テクノロジー・AIに関する人権問題」「外国人労働者」「ジェンダー、性的マイノリティ」「知的財産権」「賄賂・腐敗」「救済へアクセスする権利」)と、組織の人権デューデリジェンスに対応した24の動画教材コンテンツをご用意しております。
グループ重点施策に関する教育(DXや人間力の向上=リベラルアーツなど)
DX推進の他社事例や自社でどのようなDXを実現できる可能性があるかを理解していただいたり(知識や手法を揃える前に“活用脳”を鍛える)、AI開発(機械学習、ディープラーニング)、ビジネスデータの分析、利活用、データサイエンティストの入門として統計解析による予算最適化を実践する知識を習得する研修がおすすめです。
データ活用実践ワークショップ~知識や手法を揃える前に“活用脳”を鍛える!(2日間)
(半日研修)DX理解研修
AI開発基礎研修~Pythonで機械学習・ディープラーニングを理解する編(3日間)
ビジネスデータの分析研修~既存データの活用に向けてデータを加工する編
(半日研修)データサイエンティスト入門研修~統計解析による予算最適化を実践する
また、グループ内の次世代の管理職、経営層の候補となる優秀な人材の選抜教育として、知識・スキルの強化はもちろん、人間的な成長も求められます。
渋沢栄一に学ぶ仕事の向き合い方~志を立て、先の見えない時代を突破する
岩崎四代に学ぶ仕事との向き合い方~エピソードから考えるリーダーの素質
さらに、ホールディングスの社員向けの教育として、発想力・構想力や企画力、ビジネスモデルの強化などの研修が有効です。
ラテラルシンキング研修~新たな発想を生み出す力を養う
構想力強化研修~アイデアを実現するまでのプロセスを学ぶ
ビジネスモデル企画研修
新規事業開発研修~ビジネスモデルキャンバスを使って新規開発を考える
全力Q&A
どんな人に講師をしていただけますか?
女性活躍推進、グローバル人材育成、障がい者対応など、重点的に扱いたい各テーマに関して、現場で自身が当事者として奮闘したり、あるいはマネジメントしたりといった経験の豊富な講師が登壇いたします。ダイバーシティ推進全般についてがテーマの場合は、人事部門の経験者など、ダイバーシティや人事制度についての造詣が深い講師が登壇いたします。
また、その人の属性や特性、そして性的指向や性自認によって偏見を持ったり差別をしたりしないのはどの講師であっても当然のことですが、それに加えて、一般にマイノリティといわれる方々が感じる課題やそれらに対する対処法を、経験談もまじえながら、受講者と一緒に解決へ導いていきます。
なお、できる限り、お客さまの業界や受講者さまの職種について理解の深い講師を選定しますが、そのほかにもご要望(一人ひとりに寄り添う姿勢で親しみを感じさせるタイプ、適切な距離を保ち厳しく指導するタイプ、冷静・ロジカルに話すタイプ、など)がございましたら、ぜひお聞かせください。
研修をご依頼するステップについて教えてください。また、事前に見学することはできますか?
お問合せをいただきましたら、おもに以下のステップで進めてまいります。
①当社の営業担当によるヒアリング
日程や場所などの情報に加えて、研修を検討されている背景や、研修によって達成したい目的をお伺いします。併せて、これだけは伝えたいというトップからのメッセージや、当社ホームページで気になっているプログラムなどがございましたら、ぜひご教示ください。
②ご提案
ヒアリング内容をもとに、お客さまに最適なプログラムをご提案いたします。
③(ご希望があれば)公開講座のご見学
研修内容や講師の様子を実際に見学したい、というお客さまには、全国各地で通年実施している公開講座を無料でご見学いただけます。ご判断の材料としていただければ幸いです。
※ご提案している講師に公開講座登壇の予定がない場合は、研修内容のみのご確認となりますことをあらかじめご了承ください
④実施前打ち合わせ・事前課題の実施
研修の進め方や事務面での準備状況の確認など、1~3回程度お打合せを行い、研修効果が最大になるように準備を行います。また、研修テーマに応じて、並行して受講者に対してアンケート形式の事前課題(2問程度)を実施することを推奨しております。
ケーススタディの作成や受講者のお悩みをふまえた講師の経験談の準備に活用し、研修効果を高めます。
⑤研修資料納品
お打合せ内容を踏まえたテキストを当社のクリエイターが作成し、準備物の確認書類と合わせてデータで納品いたします。お客さまにて受講者数分の印刷をお願いいたします。
※テキストの印刷を当社にて承ることも可能でございます。
⑥研修実施
⑦アンケート結果のご報告
研修当日、受講者に簡単なアンケートへのご協力をお願いしております。結果は当社にて集計し、ご担当者さまにご報告いたします。
{{trainingName}}ご検討のお客様からのご質問 ~講師・内容・実施方法など
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